氏名：坪井伸幸

所属：九州工業大学大学院工学研究院機械知能工学研究系

概要：水素/空気予混合気に対する詳細化学反応モデルを使用して，正方形管内を伝播するデトネーションの3次元の非定常圧縮性粘性解析を行った．使用した計算手法は高次精度計算手法の一つである5次精度WCNSを使用して安定に計算できることを確認した．また，初期条件に依存せず，最終的にはスピンデトネーションに移行した．スピンデトネーションの背後の衝撃波の詳細構造も把握することができた．

 

論文掲載,発表実績:

（国際会議会議録掲載論文）

• Shui Kohama, Nobuyuki Tsuboi, Kouhei Ozawa, Koichi A Hayashi, “Two-Dimensional Detailed Numerical Simulation on Ammonia/Hydrogen/Air Detonation : Stability of Cellular Structure ”, ICDERS2023, 176, SNU Siheung, Korea, July 2023.
• Kubota Daiki, Tsuboi Nobuyuki, Ozawa Kohei, Hayashi A. Koichi, “Detailed Numerical Simulation on Dimethyl Ether/Oxygen Premixture Detonation Using Reduced Chemical Reaction Model -Disturbance of Cellular Structure-”, The 29th The International Colloquium on the Dynamics of Explosions and Reactive Systems (ICDERS2023), 193, Siheung, South Korea, July 2023.

 

（国内研究会等発表論文）

• 二本松良祐，伊藤拓海，坪井伸幸，小澤晃平，林光一，"2次元数値解析による水素/空気非予混合噴射条件下におけるRDEの性能評価:噴射口数が与える影響"，2023年度衝撃波シンポジウム，2024, 3
• 奥田響，伊藤拓海，坪井伸幸，小澤晃平，林光一，"水素/空気デトネーションの2次元非定常数値解析：対流項の高次精度化及び数値流束項の影響"，2023年度衝撃波シンポジウム，2024, 3
• 笠友介、植村文哉、坪井伸幸、小澤晃平、林光一，水素酸素デトネーションにおける解適合格子を用いたDDTの数値解析，2023年度衝撃波シンポジウム，2024, 3
• 檜山瑞樹，坪井伸幸，林光一，中森一郎，富塚孝之，高橋淳郎，大西史倫，小玉貴司，玉内義一，‟Artificial Thickening Flame法を用いた障害物を有する管内での爆轟遷移に関する数値解析:RUT22について”，第55回流体力学講演会/第41回ANSS，2023, 7
• 伊藤拓海，吉富啓介，坪井伸幸，小澤晃平，林光一，“回転デトネーションエンジンにおける水素/空気を用いた予混合及び非予混合気下の2次元数値解析：流れ場と推進パラメータに及ぼす影響の比較”，第55回流体力学講演会/第41回ANSS，2023年6月，1B11
• 伊藤拓海，坪井伸幸，小澤晃平，林光一，“3次元数値解析による水素空気予混合気多孔噴射を用いたディスク型RDE の性能評価 - 噴射口数が伝播特性に与える影響 –“，第61回燃焼シンポジウム，2023年11月，C221
• 伊藤拓海，坪井伸幸，小澤晃平，林光一，“3次元数値解析による水酸素予混合気多孔噴射を用いたディスク型RDE の性能評価 -格子解像度の影響-“，日本航空宇宙学会西部支部講演会（2023）,2023年12月，JSASS-2023-S007
• 植村文哉，坪井伸幸，小澤晃平，唐新猛，林光一，“ブロックAMR法を用いた2次元水素/酸素爆轟の 数値解析:計算の妥当性と構造格子の比較・検討”，第55回流体力学講演会/第41回ANSS，2023年6月，1B04
• 植村文哉，坪井伸幸，小澤晃平，唐新猛，林光一，“ブロック AMR 法を用いた水素/酸素デトネーションの DDT に関する 2 次元数値解析- 細分化条件及び AMR レベルによる解析結果の比較検討- “ ，第61回燃焼シンポジウム，2023年11月，E311