直接数値計算による多孔質体内混相流の研究
氏名:竹内雄人,岸田開
所属:京都大学大学院農学研究科
概要:直接数値計算により、キャピラリ数、粘性係数比、多孔質体の構造が吸水プロセスに与える影響を調べることを目的として研究を行った。MPIとCUDAを併用した3次元二相格子ボルツマン法を実装し、多孔質体内混相流シミュレーションを行った。キャピラリ数と粘性係数比が大きくなると選択的な浸入と界面の不安定化が発生しやすく、球形固体粒子から成る多孔質体より現実の砂岩の方が選択的な浸入が発生しやすいことが分かった。
論文掲載,発表実績:
(その他)
- 竹内雄人, 竹内潤一郎, 藤原正幸, “キャピラリ数が吸水過程に与える影響について”, 2023年12月2日, 令和5年度応用水理研究部会講演会, 東京大学.
Posted : 2024年03月31日