固液連成シミュレーション

 

氏名:福田朝生

所属:琉球大学

概要:混合粒径固液混相流における粒子の運動は実験では計測が困難である.本研究は混合粒径固液混相流のシミュレーションを行い,計算力学的アプローチにより分級の運動機構を分析した.混合粒径固液混相流のシミュレーションを行い,全粒径の平均鉛直速度に対する各粒径の平均速度の差を分級速度とし,分級速度を計算結果から抽出した.さらに分級速度と,流下方向速度の鉛直勾配と,粒度分布の変動係数の関係性を明らかにした.
 

論文掲載,発表実績:
(学術雑誌掲載論文)

  • 山口栄治, 福田朝生, "固体群と流体の三次元連成数値解析による混合粒径土砂流の分級運動に及ぼす速度勾配と粒度分布の効果", 土木学会論文集特集号(水工学), 第81巻, 16号, ID 24-16041, Feb. 2025
  • 前田憲紀, 福田朝生, "粘性土河床の表面侵食および塊状侵食に費やされるエネルギー", 土木学会論文集特集号(水工学), 第81巻, 16号, ID 24-16128, Feb. 2025

 




Posted : 2025年03月31日