日本産業動物獣医療における大規模言語モデルの診断能力に関する評価指標の研究

 

氏名:房 ハルノ
所属:岡山理科大学
概要:日本の産業動物獣医療領域におけるLLMの診断性能を体系的に評価し、今後のモデル開発のベースラインを把握することを目的とした研究。産業動物臨床学QA(知識量評価)と産業動物臨床Clinic(臨床推論能力評価)の2種類のベンチマークを提案し、既存モデルの性能を評価した。評価の結果、一部のオープンソースモデル(例:Llama-4-Scout)は、知識量評価では高い正答率(79.2%)を示した一方で、対話型臨床推論能力は低く(6.7%)、診断性能の低さは単なる知識不足だけでなく、対話的臨床推論能力の制約に起因する可能性が示唆された。

 

論文掲載,発表実績:
(国内研究会等発表論文)

  • Haruno Fusa, Chonho Lee, Yasunori Shinozuka, Sakuei Onishi, Hiromitsu Shiina, "日本の産業動物獣医学分野におけるオープンソース大規模言語モデルの評価", 人工知能学会全国大会(第40回).

 

(その他)

  • Haruno Fusa, Chonho Lee, Yasunori Shinozuka, Sakuei Onishi, Kanshin Fusa, and Hiromitsu Shiina, "A Systematic Evaluation Framework for Large Language Models in Japanese Farm Animal Clinical Medicine", ICAIHE 2026に投稿済(査読中).

 




Posted : 2026年03月31日