計算機のメンテナンス前後に投入したジョブはどのような挙動になるのでしょうか?

ジョブの投入時間と経過時間の指定により、実行されるタイミングがやや異なりますが、基本的には正しく実行されます。
※共有利用の場合は、他の利用者の投入状況によって実行されない場合がございます。
 
詳細は下記をご覧ください。
 

メンテナンス前にジョブを投入した場合

投入したジョブの実行終了予定時刻が、メンテナンス開始時刻を超えていた場合、メンテナンス終了後まで実行されません。
実行終了予定時刻は、「投入時間」とジョブスクリプトに記載した「経過時間の指定(elapstime_req)」から算出します。
 
例えば、ジョブスクリプトに「elapstime_req=5:00:00」と記載したジョブを、13:00に投入した場合、
実行終了予定時刻は18:00となります。
※共有利用の場合は、上記に関わらず、他の利用者の投入状況によって実行されない場合がございます。
※年度末メンテナンスの場合、メンテナンス終了時点で全てのジョブを削除します。
 

ジョブの実行終了予定時刻がメンテナンス開始時刻を超えていない場合

正常に実行されます。(メンテナンスの終了を待たずに実行可能です)
 

ジョブの実行終了予定時刻がメンテナンス開始時刻を超えている場合

前述の通り、メンテナンス終了後まで実行されません。
投入されたジョブはQUE状態のまま受け付けられ、メンテナンス終了後に実行されます。
年度末メンテナンスの場合、全てのジョブが削除されますのでご注意ください。
 
「経過時間の指定(elapstime_req)」を調整し、
実行終了予定時刻がメンテナンス時刻を超えないようにして、再投入することで、実行できる可能性があります。
もしお急ぎの場合は、お試しください。
 

メンテナンスが計画された時点で、メンテナンス開始時刻を超えるジョブを実行している場合

占有利用等で、長時間のジョブを実行されている方が対象となります。
メンテナンス開始までは正常に実行されます。
メンテナンス中は、計算を実行できませんので、停止をお願いすることがございますが、ご了承ください。
該当している場合、こちらからご連絡いたします。
 

メンテナンス中にジョブを投入した場合

メンテナンス終了後まで実行されません
投入されたジョブはQUE状態のまま受け付けられ、メンテナンス終了後に実行されます。
 

メンテナンス後にジョブを投入した場合

正常に実行されます。
 
20150304