(終了) MPI/SXライブラリの不具合について
2018/05/15
不具合を修正したMPIライブラリをリリースしました。
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SX-ACE向けMPIライブラリにつきまして、2018年1月のメンテナンスにてリリースした内容に、不具合があることが判明しました。ご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。
本不具合を修正したラリブラリは、来週前半にリリースされる予定です。
サービス停止は発生しませんので、対応完了次第、改めてお知らせ申し上げます。
不具合の内容
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MPISXコンパイル・リンク用シェルスクリプト(mpicc,mpif90等)に下記オプションを指定して実行した場合、エラーが発生し、コンパイル・リンクに失敗します。
[sx]mpif90
* -pi expin=<ソースファイル名>
[sx]mpicc, [sx]mpic++, [sx]mpif03
* -pi file=<ソースファイル名>
エラーメッセージの例を以下に示します。
% sxmpif90 -pi expin=sample.f90 main.o
sxf90 fatal : No source or object file specified.
不具合の原因
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MPI/SX の修正物件( LC110088、LC110089)において行った MPI プログラムのコンパイル、リンク用シェルスクリプトの変更(下記、LC 指示書より抜粋)に起因して発生しております。
LC110088
(A) mpicc、mpic++、mpif09、または mpif03 スクリプトに、ファイルサイズが 0 のソースファイルを指定した場合
LC110089
(A) sxmpicc、sxmpic++、sxmpif09、または sxmpif03 スクリプトに、ファイルサイズが 0 のソースファイルを指定した場合
ファイルサイズがゼロのソースファイルを受理することを目的として変更を行いましたが、ソースファイルの認識処理に誤りがあり、本来コンパイル対象ではないオプション指定をコンパイル対象と誤認識した結果、今回の現象が発生しています。
Posted : 2018年04月26日