SQUID/OCTOPUSのソフトウェア アップデート内容について(4/10)
SQUID
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以下のとおり、ソフトウェアのアップデートを実施しました。
汎用CPUノード群 | GPUノード群 | ベクトルノード群 | フロントエンドサーバ | ストレージ | |
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コンパイラ | Intel one API 2021.4.0→2023.0.0 |
NVIDIA HPC SDK 22.2→22.11 CUDA 11.6→11.8 |
NEC Compiler 3.4.2→5.0.0 | 各計算ノードと同じコンパイラを導入 | DDN Lustre 2.12.8-ddn19-1→2.12.8-ddn23 |
通信ライブラリ | intelMPI 2021.4.0→2021.8.0 OpenMPI 4.0.5→4.1.4 UCX 1.8.0-1→1.13.0-1 |
OpenMPI 4.0.5→4.1.4 UCX 1.12.0→1.13.0-1 |
NEC MPI 2.21.0-2→3.3.0 | 各計算ノードと同じ通信ライブラリを導入 | |
ドライバ | nvidia-driver 510.47.01-1(cuda11.6)→525.85.12-1(cuda11.8) |
VEOS 2.11.1-1→2.14.1-1 | nvidia-driver 510.47.01-1(cuda11.6)→525.85.12-1(cuda11.8) |
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Mellanox OFED 4.9-4.0.8.0→5.6-2.0.9.0 | Mellanox OFED 4.9-2.2.4.0→4.9-4.0.8.0 | ||||
OS | CentOS 8.4→Rocky 8.6 | RHEL 8.4→8.6 | RHEL7相当(専用OS) |
最新環境をご利用いただく場合は、
module load BaseCPU→汎用CPUノード群向け(Intelコンパイラ)
module load BaseGCC→汎用CPUノード群向け(GNUコンパイラ)
module load BaseGPU→GPUノード群向け
module load BaseVEC→ベクトルノード群向け
を実行してください。実行時エラーとなる場合、上記環境にて再コンパイルをお願いいたします。
Intelコンパイラ
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こちらのページで以前にもご案内しましたとおり、旧バージョンのC++コンパイラについては、脆弱性が検出されております。
コンパイル済のプログラムを実行することは可能ですが、再コンパイルを推奨いたします。
ベクトルコンパイラ
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計算ノードのドライバアップデートにより、BaseVEC/2021、BaseVEC/2022はご利用いただけない状態になりました。
ベクトルノードをご利用の方は、BaseVEC/2023 で再コンパイルをお願いいたします。
OpenMPI
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計算ノードのドライバアップデートにより、旧バージョンのOpenMPIはご利用いただけない状態になりました。
BaseGPU/2023、BaseGCC/2023をお使いください。
アプリケーション
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Paraviewについては、Xサーバーのバージョンに依存します。バージョンが古いと起動時にエラーとなりますので、最新バージョンのXサーバーをお使いください。
OCTOPUS
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Intelコンパイラを最新版である oneAPI 2022.3 にアップデートしました。
※ログインシェルで「Cシェル」を使用されている場合に限定する現象ですが、上記oneAPIの環境設定に伴い、ログアウトする際に、exitコマンドを1回余分に実行していただく必要がございます。ご注意くださいませ。
なお、デフォルトのログインシェルは「bash」となり、特に変更されていない場合は気にしていただく必要はありません。
Posted : 2023年04月10日