口腔単純形状モデルを用いた歯茎摩擦音/s/の空力音響解析
氏名(所属):
吉永司(大阪大学基礎工学研究科), 野崎一徳(大阪大学歯学部付属病院), 和田成生(大阪大学基礎工学研究科)
吉永司(大阪大学基礎工学研究科), 野崎一徳(大阪大学歯学部付属病院), 和田成生(大阪大学基礎工学研究科)
概要:
本研究では,歯茎摩擦音/s/発音時の口腔形状を単純化したモデルを用いて音の発生メカニズムを明らかにすることを目的とする.LESと音響解析を組み合わせることにより,口腔内のジェット乱流から発生する音を解析した.その結果,前歯後流において音源を発生させることにより,歯茎摩擦音/s/の音の特徴が形成されると示唆された.
論文掲載,発表実績:
(国際会議会議録掲載論文)
- T. Yoshinaga, N. Koike, K. Nozaki, S.Wada, “Study on production mechanisms of sibilant /s/ using simplified vocal tract model,” Proceedings of Inter-noise 2015, pp 1-6, July 2015.
(国内研究会等発表論文)
- 吉永司,小池成彦,野崎一徳,和田成生,”歯茎摩擦音/s/の口腔単純形状モデルを用いた空力音響解析,” 日本機械学会2015年度年次大会講演論文集 J1050105, pp. 1-5, 2015年9月.
Posted : 2016年03月31日