脳動脈瘤コイル塞栓術における局所的なコイル充填率が血流の滞留度合に与える影響
氏名:大谷 智仁[1],新藤 拓也[2],伊井 仁志[1],和田 成生[1]
所属:[1]大阪大学,大学院基礎工学研究科,[2]大阪大学,基礎工学部
概要:直交格子法を用いた数値流体計算により,血管内治療用コイルが留置された脳動脈瘤内の血流動態をシミュレートした.これにより,瘤と母血管との接続(ネック)部における局所的なコイル充填率の違いが,瘤内血流の運動エネルギの値に大きく影響することがわかった.
論文掲載,発表実績:
(学術雑誌掲載論文)
- Tomohiro Otani, Takuya Shindo, Satoshi Ii, Masayuki Hirata, Shigeo Wada, Effect of local coil density on blood flow stagnation in densely coiled cerebral aneurysms: a computational study using a Cartesian grid method, Journal of Biomechanical Engineering, 140(4). 2018.
Posted : 2018年03月01日