2018.08.02

Mac OSからXwindowを使用するアプリケーションを起動できない/動作が重い

XQuartsの仕様変更により、Xwindowを使用する場合に正しく起動しないことがあります。
 

対策

1. MacOS の xterm 上で以下のコマンドを実行してください。
XQuarts 2.7.10 以降で、iglx が標準で使えなくなったため、以下のコマンドを実行しないとエラーが出力されます。

$ defaults write org.macosforge.xquartz.X11 enable_iglx -bool true

 

2. SSH の X 転送を早くするチューニングを実施してください。
JavaFX使用する一部のアプリケーションでは、上記設定にて若干挙動が軽くなる可能性があります。

 <.ssh/config 設定例>
  Host *
  Compression yes
  ForwardX11 yes
  Ciphers blowfish-cbc,arcfour

2017.10.30

Gaussianを企業との共同研究で使用できますか?

企業を含め、学外の方との共同研究でも利用可能です。

2017.05.29

AVS/Expressでベクトルや流線の太さを調節したい

ラインの太さの調整には以下の2つの方法があります。
 

ライン自体の大きさを変更する

ライン自体の大きさはglyphモジュールのScaleパラメータで調整が行なえます。
ラインの太さはObjectメニューで変更します。操作手順は以下のとおりです。

1.エディター→Objectを開く
2.ObjectメニューでObject[General]を[Properties]に変更
3.PropertiesのTypeを[General]から[Point/Line]に変更
4.Line Thicknessのスライダーで太さを調整

 

tubeモジュールを使用する

ラインの太さを変更しても、OputputImageで画像サイズを大きくして出力した場合相対的にラインが細く見える場合があります。この場合はTubeモジュールを使用することで画面サイズに応じて太くなる形状を作成できます。
 

TubeモジュールはMain.Mappers登録されており、ライン表示をしているモジュールの下に接続して利用します。
TubeのメニューのScaleで太さの調節ができます。
 

以下のリンク先にtubeのサンプルデータを設置しています。
(ダウンロードして拡張子を「.v」に変更することでモジュールとしてそのまま使用することができます。)
tubeサンプル
 

以上の点で何かご不明な点がありましたら下記のWEBフォームよりご連絡くださいませ。
お問い合わせフォーム

2017.05.29

AVS/ExpressでのV言語を用いた座標の記述方法が分からない

coordinate_mathなどで座標の計算が必要な場合になる場合がありますが、V言語での計算式の記述は下記の記述例のようにExcelやC言語とほぼ同じ形式で記述することができます。

記述例
 X : (#1x*15)+12
 Y : (#1y*15)+12
 Z : (#1z*15)+16

指定の#1x,#1y,#1zが座標値の変数です。
また+,-,*,/の四則演算や()による計算順序の指定が行なえます。
 

ご不明な点がありましたら下記のWEBフォームよりご連絡くださいませ。
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2017.05.29

AVS/Expressで球形状に指定された領域の内側のデータを抽出し、球表面のデータを表示したい

データを球状で抽出する場合にはcrop_sphereモジュールが利用でき、抽出する球の中心、半径はcrop_sphereのメニューで指定ができます。
このモジュールは球の範囲内の要素をそのままの形状で残すため、球面の滑らかさはもとの要素の形状に依存します。
 

球面上のデータを表示する場合はinterp_dataを使用して球面にデータを補間して表示する方法があります。
こちらの場合、球内部のデータは抽出できませんが、球表面に関しては滑らかに表示されます。
また球の位置と半径はcoordinate_mathで調整することが可能です。
 

以下のリンク先にcrop_sphere,interp_dataのサンプルデータを設置しています。
(ダウンロードして拡張子を「.v」に変更することでモジュールとしてそのまま使用することができます。)
crop_sphereサンプル
interp_dataサンプル
 

ご不明な点がありましたら下記のWEBフォームよりご連絡くださいませ。
お問い合わせフォーム

2016.10.18

AVS/Expressを起動するとOpenGL関連のエラーが出力し自動的に終了する

エラーの詳細(一例)
Attempting to connect to license server
Received license from server
Checking hostid 0
OM(Root) -> X Error of failed request: BadValue (integer parameter out of range for operation)
Major opcode of failed request: 150 (GLX)
Minor opcode of failed request: 3 (X_GLXCreateContext)
Value in failed request: 0x0
Serial number of failed request: 4664
Current serial number in output stream: 4666

 
このエラーが出力される場合は、起動時に-nohwを引数に追加して、ソフトウェアレンダラーモードでの起動をお試しください。

起動例
avs -nohw

以下の環境変数を設定することでも可能です。

XP_DEFAULT_RENDERER=SW

この方法で改善しない場合は、下記のWEBフォームよりご連絡くださいませ。

お問い合わせフォーム

2016.08.24

特定のライブラリ/アプリケーションをインストールしたい

利用者様の方で、ご自身のディスク領域に対して、特定のライブラリやアプリケーションをインストールされる場合、許可は不要です。(管理者権限を要しない場合は、許可不要です。)
 
センター側でのインストールを希望する場合は、下記のお問い合わせフォームよりご連絡くださいませ。(管理者権限を要する場合は、ご連絡ください。)
 
お問い合わせフォーム

ライブラリやアプリケーションの内容によっては、お断りする場合や、利用者様自身でのインストールをお願いする場合がございます。あらかじめご了承くださいませ。

2015.05.25

GROMACSの利用方法を教えてください

下記で解説しておりますので、ご参照ください。
 
GROMACSの利用方法

2015.02.10

ログインパスワードを忘れました。どうしたらよいでしょうか?

以下のサイトの「パスワード初期化申請をする」ボタンより申請ください。

Web利用申請システム

2014.12.17

フロントエンドでAVS/Expressを起動しようとするとエラーが表示されます

いくつかの原因が考えられますので、まずエラーメッセージをご確認ください。
 
 

Xサーバ環境が整っていない場合

下記のようなエラーメッセージが表示されます(あくまで一例です)

サーバはこのマシンに転送を試みました。
localhost上のXサーバへの接続を要求しました(ディスプレイ0:0)。
接続は拒否されました(おそらくサービス停止中です)。
転送接続を終了します。

フロントエンドでAVS/Expressをご利用いただく場合、Xサーバ環境を必須となります。
まず下記をご参照いただき、Xサーバ環境の設定をご確認ください。
可視化ソフトウェア AVS/Express Xサーバ環境のアプリケーションを利用する方法
 

ライセンスが不足している場合

下記のようなエラーメッセージが表示されます。


Could not get license from server: license limit exceeded
Found and opened license file: /sc/cmc/apl/AVS/v8.2/express82/license.dat
Product name does not match: LICSERV != EXPRESS
Use-limited licenses must be obtained from a license server
Failed to find a valid license.

AVS/Expressは同時利用いただけるライセンス数には限りがございます。
他の人が利用している間は、利用できません。
しばらくしてからもう一度お試しください。
解決しない場合、system{a}cmc.osaka-u.ac.jpまでご連絡ください。
 

上記に該当しない場合

システムに問題がある可能性があります。
system{a}cmc.osaka-u.ac.jpまでご連絡ください。

 

2014.07.14

Gaussian09の利用を検討しています。 自分で所有しているPCクラスタマシンで利用する場合、クラスタを構成している全てのコンピュータに関して申請を行う必要があるでしょうか。

基本的にはインストールマシン全ての情報を送付いただく必要があります。
ただ、1台につき1枚の申請書というわけでは無いので、まとめて記載し提出いただいても結構です。

2014.07.14

Gaussianで、Formchkユーティリティを使いたい。どのようなバッチリクエストを記述すればよいでしょうか?

Users's Reference に記載されてるコマンドは存在しますので可能です。
Utility Programs http://www.gaussian.com/g_tech/g_ur/m_utils.htm
利用する場合は、バッチリクエスト用シェルスクリプト内に、Referenceに記載の方法で記述しバッチリクエストを投入してください。

例)カレントフォルダにあるwater.chkをwater.fchkに変換している(PCクラスタ)
  以下の一行をバッチリクエスト用のシェルスクリプト内に記述。
 ${g09root}/g09/formchk water.chk water.fchk

マニュアル等を参考にお試しいただければと思います。

2014.07.14

Gaussianのマニュアルを借りることはできますか?

大阪大学内であれば、貸し出し可能です。
下記までご連絡ください。

system{a}cmc.osaka-u.ac.jp