利用負担金制度および各種係数の変更について(2023年4月~)
2023年4月より大規模計算機システム 利用負担金制度および各種係数を変更いたします。
以下、主な変更箇所について説明いたします。
共有利用
ポイントの算出方法
燃料係数の導入に伴い、SQUIDポイントおよびOCTOPUSポイントの算出方法を以下のとおり変更いたします。
2023年4月当初は季節係数、燃料係数ともに「1」となります。消費ポイント = 使用ノード時間 × 消費係数 × 季節係数 × 燃料係数
燃料係数
2023年4月より燃料係数を新設し、変動する電気料金に合わせた値を設定します。2023年度当初は「1」を設定して運用しますが、年度中適宜見直しを行って運用します。変更する場合は改めてお知らせいたします。
季節係数
11月より燃料費高騰に伴い、緊急的に3とさせていただいておりましたが、この対応を終了いたします。2023年4月からは、従来通りの季節係数の趣旨に従い、前年の混雑状況を鑑み「0を超える1以下の値」を設定します。2023年度はOCTOPUS、SQUIDともに通年「1」として運用いたします。
変更前:2023年4月1日まで | 季節係数は前年の利用状況等を鑑み設定する。 |
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変更後:2023年4月1日より | 季節係数は前年の利用状況等を鑑み、0を超える1以下の値を設定する。 |
消費係数
昨今の燃料費の高騰を鑑み、以下のように変更いたします。
OCTOPUS
ノード群 | 消費係数:変更前 | 消費係数:変更後 | |||
---|---|---|---|---|---|
汎用CPUノード群 | 0.0520 | 0.1040 | |||
GPUノード群 | 0.2173 | 0.4346 | |||
XeonPhiノード群 | 0.0418 | 0.0836 | |||
大容量主記憶搭載ノード群 | 0.3703 | 0.7406 |
SQUID
ノード群 | 消費係数:変更前 | 消費係数:変更後 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
高優先度 | 通常優先度 | シェア | 高優先度 | 通常優先度 | シェア | ||
汎用CPUノード群 | 0.1873 | 0.1499 | 0.1124 | 0.3746 | 0.2998 | 0.2248 | |
GPUノード群 | 1.1467 | 0.9174 | 0.6881 | 2.2934 | 1.8348 | 1.3762 | |
ベクトルノード群 | 0.7070 | 0.5656 | 0.4242 | 1.4140 | 1.1312 | 0.8484 |
占有利用
昨今の燃料費の高騰を鑑み、以下のように変更いたします。
OCTOPUS
占有ノード数 | 基本負担額: 変更前 | 基本負担額: 変更後 | |||
---|---|---|---|---|---|
汎用CPUノード群 1ノード | 191,000 円/年 | 382,000 円/年 | |||
GPUノード群 1ノード | 793,000 円/年 | 1,586,000 円/年 | |||
XeonPhiノード群 1ノード | 154,000 円/年 | 308,000 円/年 |
占有ノード数 | 基本負担額: 変更前 | 基本負担額: 変更後 | |||
---|---|---|---|---|---|
汎用CPUノード群 1ノード | 575,000 円/年 | 1,150,000 円/年 | |||
GPUノード群 1ノード | 3,516,000 円/年 | 7,032,000 円/年 | |||
ベクトルノード群 1ノード | 2,168,000 円/年 | 4,336,000 円/年 |
ストレージ
変更はありません。
Posted : 2023年02月15日