2018.05.29

SX-ACE 高速化技法の基礎

地震の影響により、開催日が変更されました。
 変更前:6月19日(火)
 変更後:7月19日(木)
 

概要

本講習会では、スーパーコンピュータ(SX)で動作するプログラムの高速化を目的とし、最適化(ベクトル化)及びノード内並列化の基礎を実習により説明します。
スーパーコンピュータを1週間自由に使える「無料お試しアカウント」付きです。
 

こんな方におすすめです

  • SX-ACEのプログラムを高速化したいが、その方法がわからない方
  • Unix の基礎知識(基本的なコマンドやemacs,viなどのエディタが使える)がある方
  • C, Fortran によるプログラム経験がある方

 
※実際にターミナル上でプログラムの編集、実行などを行います。
 

受講に当たってのご注意

講習会では実習を行いますので、ネットワークに接続可能なノートPCを必ずお持ちください。
また、ターミナルソフト(TeraTermなど)を使用しますので、あらかじめインストールをお願いいたします。
 

参考情報

ベクトル化利用方法
OpenMP/自動並列化利用方法
 

講習会資料

自動ベクトル化(pdf)
自動並列/OpenMP(pdf)
演習用資料(pdf)

2018.05.29

高分子材料系におけるLAMMPS ReaxFF計算の活用セミナー(勉強会)

概要

LAMMPSは、米国を中心に、高分子材料系のMDの標準的なソルバーである。LAMMPSでは、従来の古典MD法に加えて、反応力場分子動力学法(ReaxFF法)を実施することができる。ReaxFFは、DFT計算レベルの情報を取り込んだ多体ポテンシャルによるMD計算である。npj Computational Materials 2 (2016) 15011などのレビューで示されるように、広い応用が見込まれる。本セミナーでは、高分子材料系に近いReaxFF計算を用いた研究を通じて得られた知見やノウハウを相互に交換することで、ReaxFF計算の活用を促進することを目指している。

日  程 : 2018年7月18日(水)
場  所 : 大阪大学 サイバーメディアセンター 吹田本館 サイバーメディアコモンズ
定  員 : 最大20名程度
参加資格 : 高分子系を始めとした材料系についてLAMMPSを用いて研究開発をしている大学研究者、企業研究者、若手研究者、大学院生

 

プログラム

7月18日(水)
10:30 - 10:40 開催挨拶、セミナーの趣旨説明(防衛大 萩田先生)
10:40 - 11:30 ReaxFF計算のLAMMPSでの実行方法の入門的な基本(実際に手を動かす)
11:30 - 12:00 【事例紹介1】ポリエチレンの延伸破壊などに関する計算(防衛大 萩田先生)
12:00 - 13:00 昼食休憩(+懇談)
13:00 - 14:00 【事例紹介2】ReaxFFの商用版SCM ADFでできることの紹介(モルシス 森様)
14:00 - 14:40 【事例紹介3】フェノール樹脂に関する計算(住友ベークライト 首藤様)
14:40 - 15:00 休憩
15:00 - 15:40 【事例紹介4】メソポーラスシリカ中の水の挙動解析(京都工繊大 水口様)
15:40 - 16:20 【事例紹介5】鉄鋼材料の水素ぜい化と抑制の評価(名大/JST ACT-I 劉様)
16:20 - 16:40 休憩
16:40 - 17:20 【事例紹介6】潤滑界面での分子設計評価(兵庫県立大 鷲津先生)
17:20 - 17:40 まとめ、ディスカッション(防衛大 萩田先生)

 

備考

・座学および実習からなるセミナーです。
・ネットワークに接続可能で、ターミナルソフトのインストールされたノートPCをお持ちください。

2018.05.29

学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点 (JHPCN) 第10回シンポジウム

「学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点(JHPCN)」は,北海道大学,東北大学,東京大学,東京工業大学,名古屋大学,京都大学,大阪大学,九州大学にそれぞれ附置するスーパーコンピュータを持つ8つの施設を構成拠点とし,東京大学情報基盤センターがその中核拠点として機能する「ネットワーク型」共同利用・共同研究拠点です。文部科学大臣の認定を受け,平成22年4月より活動を行っています。
 
この度,下記の通り,学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点(JHPCN)第10回シンポジウムを開催致します。

 
多くの皆様のご参加をお待ちしております。
 

第10回シンポジウム

■日 時 :2018年7月12日(木) 10:00 - 18:30 (懇親会:18:30 - 20:00), 13日(金) 10:00 - 17:30
■場 所 :THE GRAND HALL(品川)
      〒108-0075 東京都港区港南2-16-4 品川グランドセントラルタワー 3F
■定 員 :250名
■参加費用:シンポジウム参加無料(事前登録をお願いします)
      懇親会4,000円(当日、受付で現金にて申し受けます)
■申込方法:下記のページからお申込みください。
      第10回シンポジウム WEBページ
■申込〆切:2018年7月4日(水) 17:00
 
■主 催:学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点
     - 北海道大学 情報基盤センター
     - 東北大学 サイバーサイエンスセンター
     - 東京大学 情報基盤センター
     - 東京工業大学 学術国際情報センター
     - 名古屋大学 情報基盤センター
     - 京都大学 学術情報メディアセンター
     - 大阪大学 サイバーメディアセンター
     - 九州大学 情報基盤研究開発センター
 

プログラム

第10回シンポジウム WEBページをご覧ください。
 

問い合わせ先

JHPCN拠点事務局 jhpcn@itc.u-tokyo.ac.jp
 

2018.05.29

DDN Lustreセミナー

概要

本セミナーでは、OCTOPUSに導入された並列ファイルシステム「Lustre」の仕組みと利用方法について解説します。
 

プログラム

7月4日(水)
13:30 - 13:35 開催挨拶
13:35 - 13:50 OCTOPUS overview
13:50 - 16:50 DDN Lustreセミナー
16:50 - 16:55 閉会挨拶

※適宜休憩を挟みます。
 

こんな方におすすめです

  • 並列ファイルシステムにご興味のある方
  • 高速なデータI/Oを行いたい方
  • 大規模なデータを扱う方

 

配布資料

DDN Lustre Seminar

2018.05.29

インテルプロセッサ 基本セミナー

概要

本セミナーでは、OCTOPUSに導入されているIntel最新プロセッサとIntelコンパイラついて解説を行います。また、OCTOPUSでも利用可能な「IntelAdvisor」等の性能解析ツールを用いたプログラムの最適化についても解説を行います。
 

プログラム

7月3日(火)
13:00 - 13:05 開催挨拶
13:05 - 14:40 インテルコンパイラーの最適化オプション紹介
14:40 - 14:50 休憩
14:50 - 16:20 解析ツールを用いたパフォーマンス問題の修正
16:20 - 16:25 閉会挨拶

 

こんな方におすすめです

  • OCTOPUSを利用中、もしくは利用を考えている方
  • Intelコンパイラを使用しているプログラムを高速化したい方
  • IntelAdvisorなどの性能解析ツールにご興味のある方

 

セミナー資料

※利用者番号での認証が必要です。
インテルコンパイラー最適化オプション 入門&活用編
インテルコンパイラーによる最適化やベクトル化について インテルAdvisorによるループ解析
インテルの分析ツールによる並列プログラム評価方法

2018.05.29

SX-ACE 並列プログラミング入門(HPF)

概要

本講習会ではHPFを用いて指示行の追加のみでスーパーコンピュータ(SX)で動作する分散並列プログラムを作成する方法の基礎を説明します。
スーパーコンピュータを1週間自由に使える「無料お試しアカウント」付きです。
 

HPFとは

HPF(High Performance Fortran)は、Fortranの分散メモリ型並列計算機向け拡張仕様です。
Fortranプログラムに対してコメント形式の指示行を挿入することで、分散並列化が行えるため、
MPIに比べ習得が容易です。
サイバーメディアセンターで運用しているSX-ACEで、HPFを利用することが可能です。
※SX以外の計算機では利用環境がありませんのでご注意ください。
 

こんな方におすすめです

  • SX-ACEのプログラムを高速化したいが、その方法がわからない方
  • Unix の基礎知識(基本的なコマンドやemacs,viなどのエディタが使える)がある方
  • C, Fortran によるプログラム経験がある方
  •  
    ※実際にターミナル上でプログラムの編集、実行などを行います。

 

受講に当たってのご注意

講習会では実習を行いますので、ネットワークに接続可能なノートPCを必ずお持ちください。
また、ターミナルソフト(TeraTermなど)を使用しますので、あらかじめインストールをお願いいたします。
 

参考情報

MPI利用方法(SX-ACE)
HPF利用方法(SX-ACE)
 

配布資料

SX-ACE並列プログラミング入門(HPF)(pdf)

2018.05.29

SX-ACE 並列プログラミング入門(MPI)

概要

本講習会では一般的なMPIによる並列プログラミングの基礎と利用をFortran を用いて実習により説明します。
スーパーコンピュータを1週間自由に使える「無料お試しアカウント」付きです。
 

MPIとは

MPIとは、分散メモリ並列処理におけるメッセージパッシング(複数のプロセス間でデータをやり取りするために用いるメッセージ通信操作)の標準規格のことです。
ノード間をまたがる並列化が可能となるため、その分大きなメモリ空間が利用可能になります。ただし、ユーザ自身で処理の分割やノード間の通信を指示する必要があるため、プログラミングの負担がやや大きくなります。
SX-ACEを利用する場合、MPIより簡易なノード間並列手法として「HPF」を用意しております。講習会はこちらからお申込みください。
 

こんな方におすすめです

  • SX-ACEのプログラムを高速化したいが、その方法がわからない方
  • Unix の基礎知識(基本的なコマンドやemacs,viなどのエディタが使える)がある方
  • C, Fortran によるプログラム経験がある方
  •  
    ※実際にターミナル上でプログラムの編集、実行などを行います。

 

受講に当たってのご注意

講習会では実習を行いますので、ネットワークに接続可能なノートPCを必ずお持ちください。
また、ターミナルソフト(TeraTermなど)を使用しますので、あらかじめインストールをお願いいたします。
 

参考情報

MPI利用方法(SX-ACE)
HPF利用方法(SX-ACE)
 

配布資料

SX-ACE並列プログラミング入門(MPI)(pdf)
SX-ACE並列プログラミング入門(MPI)演習補足資料(pdf)

2018.05.09

並列コンピュータ 高速化技法の基礎

概要

本講習会では、並列コンピュータ(OCTOPUS,VCC)で動作するプログラムの高速化を目的とした最適化及び並列化の基礎を実習により説明します。
スーパーコンピュータを1週間自由に使える「無料お試しアカウント」付きです。
大学や高等専門学校の教員・学生であれば、誰でも受講は可能となっておりますので、お気軽にご参加いただければと思います。
 

こんな方におすすめです

  • 並列コンピュータ(OCTOPUS,VCC)でお手持ちのプログラムを高速化したいが、その方法がわからない方
  • Unix の基礎知識(基本的なコマンドやemacs,viなどのエディタが使える)がある方
  • C, Fortran によるプログラム経験がある方
  •  
    ※実習として、ターミナル上でプログラムの編集などを行います。

 

受講に当たってのご注意

講習会では実習を行いますので、ネットワークに接続可能なノートPCを必ずお持ちください。
また、ターミナルソフト(TeraTermなど)を使用しますので、あらかじめインストールをお願いいたします。
 

配布資料

並列コンピュータ高速化技法の基礎(pdf)

2018.05.08

新スーパーコンピュータ「OCTOPUS」利用説明会

概要

6月14日(木)に新スーパーコンピュータ「OCTOPUS」の利用説明会を開催いたします。「OCTOPUS」は、汎用CPUノード群、GPUノード群、Xeon Phiノード群、大容量主記憶搭載ノード群、大容量ストレージから構成され、総理論演算性能1.463 PFLOPSを有するスーパーコンピュータです。
 
本説明会では、「OCTOPUS」のハードウェア構成、ソフトウェア構成、ならびにその利用方法について、導入業者であるNECのエンジニアが解説するほか、利用負担金制度や申請方法について当センターの担当者が解説します。また、当日は、皆様の疑問・質問にお答えできる時間も設けております。
 
参加をご希望の方は、ページ下のフォームからお申込みください。
 

当日のプログラム

13:30 - 13:35 挨拶
下條 真司 (大阪大学 サイバーメディアセンター センター長)
13:35 - 14:00 サイバーメディアセンターの紹介、「OCTOPUS」導入背景・概要について
伊達 進 (大阪大学 サイバーメディアセンター 准教授)
14:00 - 14:50 「OCTOPUS」のハードウェア構成、ソフトウェア構成、利用方法について

日本電気株式会社

14:50 - 15:05 「OCTOPUS」の利用負担金と利用申請について
寺前 勇希 (大阪大学 情報推進部 情報基盤課 技術職員)
15:05 - 15:30 質疑応答

 

発表資料

サイバーメディアセンターの紹介、「OCTOPUS」導入背景・概要について
「OCTOPUS」のハードウェア構成、ソフトウェア構成、利用方法について
「OCTOPUS」の利用負担金と利用申請について
 

参考情報

OCTOPUSの紹介ページ

2018.05.08

有限要素記述言語 FreeFem++ による数値シミュレーション

概要

FreeFem++ はパリ第六(ピエールマリーキュリー)大学 J.-L. Lions 研究所の Frédéric Hecht 教授らによる有限要素法ソフトウェアパッケージです.
有限要素メッシュの生成, 離散化行列の線形ソルバーおよび可視化の一式を網羅しているため, ユーザーは数理モデルの構築, 時間発展の離散化, 非線形問題の解法に専念にできます.
弱形式の離散化プロセスを専用のスクリプト言語とデータ構造で非常に簡単に記述できるところが, 通常の専用あるいは汎用有限要素解析ソフトウェアとの大きな違いです.
もともとは数値計算の教育を目的として作られましたが, MPI による並列計算や 3次元要素を扱う機能を拡張し, 有限要素法によるシミュレーションのプロトタイプ実行を実現する優れたソフトウェアになっています.
本セミナーは F. Hecht 教授による講演と, 国内で FreeFem++ を用いている研究者の方々による利用法とノウハウ, 及びサイバーメディアセンターでの大型計算機システム, VCC, Octopus での利用の紹介から成ります.
 

以下のような方におすすめです

  • 流体力学の数値シミュレーション、構造解析、電磁解析を行いたい方
  • 一般的な有限要素解析ソフトウェアからの移行に興味がある方
  • C, C++言語 によるプログラム経験がある方

 

プログラム

13:30-14:30 Brain imaging with FreeFem++
Frédéric Hecht ソルボンヌ大学 J. L.リオンス研究所
14:45-15:10 Numerical simulation of crack growth by FreeFem++
高石 武史 武蔵野大学 工学部
     Numerical results of the crack growth model with phase field approach that is derived by Kimura and the author show the advantage of the adaptive mesh method.
15:10-15:35 Shape design of unsteady heat-convection fields
片峯 英次 岐阜工業高等専門学校 機械工学科
     The authors describe the shape design for controlling the temperature distribution history in the unsteady heat convection field to the target temperature distribution history. The square error integral between the actual temperature distributions and the target temperature distributions is used as the objective functional.Reshaping is carried out by the traction method proposed as an approach to solving shape optimization problems.The validity of proposed method is confirmed by results of 2D numerical analyses.
15:45-16:10 Shape optimization problem for suppressing time periodic flows
中澤 嵩 大阪大学 数理データ科学研究センター
     In this presentation, the new shape optimization method is developed, where the eigenvalue of Snapshot Proper Orthogonal Decomposition(POD) is defined as the cost function and the nonstationary Navier-Stokes problem and the eigenvalue problem of snapshot POD are used as the constraint functions. Numerical results reveal that time periodic flow is suppressed by the shape optimization method.
16:10-16:35 Shape optimization analyses by FreeFem++
畔上 秀幸 名古屋大学 大学院情報学研究科
     Problems finding shapes of domains in boundary value problems of partial differential equations are solved by FreeFem++. The outline of formulation and solution of the shape optimization problem is introduced and applied to some engineering problems.
16:45-17:00 Usage of FreeFem++ on VCC/Octopus systems in Cybermedia Center
鈴木 厚 大阪大学 サイバーメディアセンター
     FreeFem++ is installed on VCC and Octopus systems linked with Intel Math Kernel Library to utilize latest multi-core CPU. FreeFem++ script to use direct linear solvers, Intel Pardiso, MUMPS, and Dissection for multi-core shared memory computing node is shown.

 

2018.04.12

スーパーコンピュータ概要とスーパーコンピュータ利用入門

概要

本講習会ではサイバーメディアセンターのスーパーコンピュータを使いながら、UNIXの基礎知識やスーパーコンピュータの利用方法について学びます。大規模計算機システムを1週間自由に使用できる「無料お試しアカウント」を配布しますので、スーパーコンピュータを使った研究を検討している方に、大変おすすめできる内容となっています。
大学や高等専門学校の教員・学生であれば、誰でも受講は可能となっておりますので、お気軽にご参加いただければと思います。
 

プログラム

6月5日(火)
13:30 - 14:30 スパコンの概要とCMCのスパコンの紹介
14:45 - 16:00 UNIX入門
16:15 - 17:30 スパコンを使った演習
 

受講に当たってのご注意

講習会では実習を行いますので、ネットワークに接続可能なノートPCを必ずお持ちください。
また、ターミナルソフト(TeraTermなど)を使用しますので、あらかじめインストールをお願いいたします。
 

講習会資料

スパコンの概要とCMCのスパコンの紹介(pdf)
スーパーコンピュータ利用入門(pdf)
大規模計算機システムの利用(pdf)

2018.04.12

スパコンに通じる並列プログラミングの基礎

概要

本講習会では、並列プログラミングについて、
まったくの初心者向けにその手法や考え方の基礎について紹介します。
 
また、大規模な並列計算が可能な大型計算機や
コンピュータシステムを扱うのに必要となる Unix についても、
まったくの初心者でも困らないように簡単な概観を提示します。
こうした並列システム、並列プログラミングについてあまり触れたことはないが興味のある方、
その上で学習、研究をしようと考えている方はぜひご参加ください。
 

以下のような方におすすめです

  • 並列計算について興味はあるが、ハードウェアやソフトウェア技術について概要がわからないので、どこから始めたら良いかわからない学生、研究者
  • Unixをさわったことがあるが、様子がよくわからず勝手がつかめなかった方
  • 慣れていないが、並列計算を用いて学習、研究をしようと考えている方

 

講習会資料

スパコンに通じる並列プログラミングの基礎

2018.01.24

Cyber HPC Symposium 2018

本シンポジウムは開催終了いたしました。大変多くの方にご出席いただき、大盛況のシンポジウムとなりましたことを心よりお礼申し上げます。
(参加者数:89名) 
 

概要

開催日:2018年3月16日(金) 9:30 - 17:45 (受付開始 9:00)
会 場:大阪大学サイバーメディアセンター本館(吹田キャンパス)
    サイバーメディアコモンズ
参加費:無料
主 催:大阪大学 サイバーメディアセンター
協 賛:学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点(JHPCN)
    日本応用数理学会

 

ねらい

本年度のシンポジウムでは、高性能計算、システム運用、セキュリティに携わる産学の専門家をお迎えし、本センターの大規模計算機システムの利活用事例、および最新の研究開発動向を踏まえつつ、データの安全性が求められる高性能計算基盤をテーマに考えます。
参加を希望される方は、ページ下部のウェブ申し込みフォームから直接お申込みくださいませ。

 

プログラム

09:30-09:40 挨拶
下條 真司 大阪大学
サイバーメディアセンター センター長・教授
09:40-10:30 基調講演
クラウドを活用した高度学術情報基盤
合田 憲人 国立情報学研究所
アーキテクチャ科学研究系 教授 / クラウド基盤研究開発センター センター⻑
10:30-10:50 休憩
10:50-11:30 次世代創薬計算技術の開発とゲノム医療への応用
荒木 望嗣 京都大学
大学院医学系研究科 特定准教授
11:30-12:00 「ハイブリッド型スーパーコンピュータOCTOPUSの紹介と利用案内」
伊達 進 大阪大学
サイバーメディアセンター 応用情報システム研究部門 准教授
12:00-13:30 昼食
13:30-14:10 招待講演
サイバーセキュリティ時代におけるお客様・社会を支える富士通の取り組み
   ~技術革新と人材育成の重要性~
太田 大州 富士通株式会社
サイバーセキュリティ事業戦略本部 エバンジェリスト
14:10-14:50 データ秘匿度に応じた多層防御を可能とするダイナミック・セキュア・ステージングシステム
渡場 康弘 大阪大学
サイバーメディアセンター 先進高性能計算機システムアーキテクチャ共同研究部門 特任講師
14:50-15:30 高性能計算機を用いたリアルスケール社会シミュレーションの基盤構築
村田 忠彦 関西大学
総合情報学部 総合情報学科 教授
15:30-16:15 休憩(OCTOPUS見学会)
16:15-17:45 パネルディスカッション
「HPCのためのセキュリティ ~ユーザおよび管理者の視点から~ 」
座長 木戸 善之 大阪大学
サイバーメディアセンター 応用情報システム研究部門 講師
パネリスト 太田 大州 富士通株式会社
サイバーセキュリティ事業戦略本部 エバンジェリスト
柏崎 礼生 大阪大学
サイバーメディアセンター 全学支援企画部門 講師
坂根 栄作 国立情報学研究所
学術基盤推進部 学術基盤課 特任准教授
長友 英夫 大阪大学
レーザー科学研究所 理論・計算科学研究部門 准教授
南里 豪志 九州大学
情報基盤研究開発センター 先端計算基盤研究部門 准教授
矢内 直人 大阪大学
大学院情報科学研究科 マルチメディア工学専攻 助教
18:00- レセプション
場所:銀杏クラブ(銀杏会館内) 会費:2500円
▼銀杏会館の場所 吹田キャンパスマップ 11番
吹田キャンパスマップ[pdf]

 

参考資料

過去に開催したCyber HPC Symposiumの一覧
ポスター
パンフレット

2018.01.15

平成29年度 公募型利用制度 成果報告会

概要

本年度は公募利用者多数のため、2回に分けて開催いたします。
開催日:2018年3月8日(木)13:30-16:50、2018年3月15日(木)13:30-16:50
会 場:大阪大学サイバーメディアセンター本館(吹田キャンパス) サイバーメディアコモンズ
参加費:無料

 

プログラム

第1回 平成29年度 公募型利用制度 成果報告会

日時:2018年3月8日(木)13:30 - 16:50
司会:木戸 善之 大阪大学サイバーメディアセンター講師

13:30-13:35 挨拶
菊池 誠 大阪大学
サイバーメディアセンター 教授
[若手・女性研究者支援萌芽枠 セッション I]
13:35-14:05 「厳密なZ3対称性を持つ量子色力学による格子計算」
開田 丈寛 九州大学
大学院理学府 博士課程学生
14:05-14:35 「有限温度・有限密度2カラーQCDの相図と超流動性の解明」
伊藤 悦子 大阪大学
核物理研究センター 協同研究員
14:35-15:05 「格子QCDシミュレーションによる南部-ゴールドストン粒子の質 量生成機構の研究」
若山 将征 理化学研究所 客員研究員
15:05-15:20 休憩
[若手・女性研究者支援萌芽枠 セッション II]
15:20-15:50 「大規模シミュレーションで見る宇宙初期から現在に至る星形成 史の変遷」
樋口 公紀 九州大学
大学院理学府 博士課程学生
15:50-16:20 「格子ゲージ理論によるダークマターの研究」
飯田 英明 理化学研究所 客員研究員
16:20-16:50 「日本の全世帯の位置情報付き仮想個票データの統計データから の生成」
原田 拓弥 関西大学
総合情報学研究科 博士課程学生

※発表は25分、質疑は5分の予定です。
 
 

第2回 平成29年度 公募型利用制度 成果報告会

日時:2018年3月15日(木)13:30 - 16:50
司会:木戸 善之 大阪大学サイバーメディアセンター講師

13:30-13:35 挨拶
菊池 誠 大阪大学
サイバーメディアセンター 教授
[若手・女性研究者支援萌芽枠]
13:35-14:05 「水素の室温大量貯蔵・輸送を実現する多孔性材料の分子ダイナ ミクスに基づく解明と先導的デザイン」
金 賢得 京都大学
大学院理学研究科 助教
14:05-14:35 「キロテスラ級磁場下における超高強度レーザープラズマ相互作用の物理」
畑 昌育 大阪大学
レーザー科学研究所 特任研究員
14:35-14:50 休憩
[大規模HPC支援枠]
14:50-15:20 「高強度レーザーによるイオン加速の研究」
千徳 靖彦 大阪大学
レーザー科学研究所 教授
15:20-15:50 「宇宙の大規模構造と銀河形成」
長峯 健太郎、Kazem Ardaneh 大阪大学
大学院理学研究科 教授、特任研究員
15:50-16:20 「格子量子色力学を使った高密度物質の研究」
河野 宏明 佐賀大学
大学院工学系研究科 教授
16:20-16:50 「ゴム材料中のナノ粒子構造に対するディープラーニング画像認 識モデルの分散学習による高速最適化技術手法の検討」
萩田 克美 防衛大学校 講師

※発表は25分、質疑は5分の予定です。

2017.11.13

平成29年度 SX-ACE 特別マルチノードプログラミング相談会

※申し込みの締め切りを12月1日まで延長しました。
 

概要

本相談会では、SX-ACE導入業者である日本電気株式会社よりチューニングのエキスパートを招き、利用者様方へのプログラムへの分析や最適化のアドバイスを実施いたします。SX-ACEでより高精度かつ高速な計算を実現するための有意義なご提案ができればと考えております。
 

内容

2部構成となっております。
第1部 講習会のみご参加いただくことも出来ます。
第2部 相談会は4グループ(4プログラム)まで参加を受け付けますので、予めご了承の上お申込みをお願いいたします。応募者多数の場合は、利用状況等を考慮し、こちらで対象者を選出いたします。
 

第1部 13:30 - 14:30 講習会

    SX-ACEの利用方法、チューニング方法の解説

 

第2部 14:30 - 15:30 相談会

    利用者様のプログラム最適化、アドバイス
    HPCIやJHPCNへの申請アドバイス
    ※プログラムは事前にお預かりすることにより、より有益なアドバイスを提供可能です。

 

2017.11.08

OCTOPUSラックデザインコンテスト 表彰式

2017年12月18日追記:
本表彰式は終了いたしました。ご参加いただいた皆様には、心よりお礼申し上げます。
 

表彰式の様子
 
 
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12月15日(金)にOCTOPUSラックデザインコンテストの表彰式を開催いたします。
参加無料、事前申込不要です。どなた様もぜひご来場ください。
 
OCTOPUSラックデザインコンテストについての詳細は下記をご参照ください。
OCTOPUSラックデザインコンテスト
 

プログラム

    開式
    コンテスト概要説明
    表彰
    主催代表者 祝辞
    協賛代表者 祝辞
    受賞者 ご挨拶
    閉式
2017.09.30

SC17

2017年11月12日-17日の会期で米国コロラド州デンバーで開催される国際会議・国際展示会SC17において、サイバーメディアセンターの研究ブース出展を行います。
サイバーメディアセンター出展の詳細はこちらからご覧頂けます。
 

概要

大阪大学サイバーメディアセンターでは、わが国および欧米諸国の研究機関、大学、企業に対して、本センターでの研究成果の報告、利用促進を主目的とし、毎年11月に米国で開催される高性能計算、ネットワーク、ストレージ、解析技術に関する国際会議・展示会 SC(Super Computing) に2000年より研究展示ブースを出展しています。
 
※SC: The International Conference for High Performance Computing, Networking, Storage, and Analysis の通称。IEEE Computer SocietyおよびACMSIGARCHが主催する、高性能計算、ネットワーク、ストレージ、解析技術をテーマとした最高峰の国際会議および最大級の展示会。
 

関連情報

SC17の公式WEBサイト
サイバーメディアセンター SCでの活動
 

2017.08.18

AVS可視化処理応用 / 特別相談会

概要

AVS/Expressは、流体、構造解析、医療といった様々な分野で利用される汎用可視化ソフトウェアです。
本講習会では、AVS/Expressの基本的な操作方法について解説します。
また15:00からは特別相談会を開催します。
相談会では、AVS/Expressの利用に当たっての課題や、
本センターの24面大型立体表示システムを使った大規模可視化手法などについて、
専門の講師の方との対面相談を行っていただけます。
講習会のみ、相談会のみの参加も可能です。
 

対象者

AVS/Expressに興味のある方

「AVS可視化処理入門」受講者の方

AVS/Expressを今後利用する予定のある方 / 利用を迷っている方

AVS/Expressを利用している方/これから利用される方

 

プログラム

    AVS可視化処理応用講習会

    10:00 - 15:00(適宜休憩を挟みます)
    1. 各種可視化手法の紹介
     1)流体解析データを利用した可視化手法
      等値面、断面、ベクトル、流線、パーティクルトレースなど
     2)構造解析データを利用した可視化手法変形など
    2. その他、テクニックの紹介
    3. 可視化結果の保存方法の紹介
      画像、動画、形状
    4. 無償ビューアーの紹介
     

    AVS可視化利用特別相談会

    15:00 - 17:00
    順次、専門の講師の方との対面相談を行います。

 

受講に当たってのご注意

講習前に、ソフトウェアのインストールを行いますので、以下の条件を満たすノートPCをお持ちください。
推奨動作環境: CPU:1GHz以上 メモリ:256MB以上、グラフィック:OpenGLが動作可能、
インストールに必要なディスク容量:600MB
インストールしたソフトウェアは、受講後もご利用頂けます。
 

2017.08.18

AVS可視化処理入門

概要

AVS/Expressは、流体、構造解析、医療といった様々な分野で利用される汎用可視化ソフトウェアです。
本講習会では、AVS/Expressの基本的な操作方法について解説します。
 

対象者

AVS/Expressに興味のある方

AVS/Expressを今後利用する予定のある方

 

プログラム

    1. AVS/Express 概要
    2. 可視化事例紹介
    3. モジュールの基本操作
    4. 表示物の基本操作
    5. 利用データに合わせた表示方法の紹介(ネットワーク)
    6. データフォーマットの紹介

 

受講に当たってのご注意

講習前に、ソフトウェアのインストールを行いますので、以下の条件を満たすノートPCをお持ちください。
推奨動作環境: CPU:1GHz以上 メモリ:256MB以上、グラフィック:OpenGLが動作可能、
インストールに必要なディスク容量:600MB
インストールしたソフトウェアは、受講後もご利用頂けます。
 

2017.07.20

大規模連立一次方程式の解法について : 直接法

概要

 本セミナーでは、大規模連立一次方程式を求解する直接法ソフトウェアパッケージについて解説し、スーパースカラー型並列計算機 VCC、ベクトル型並列計算機 SX-ACE での利用法を紹介します。
 

目次

・直接法概観
・疎行列データ格納形式、CSR
・直接法ソフトウェアパッケージの利用
 初期化、シンボリック分解、数値分解、前進後退代入、終了処理の手続について
・VCC/SX-ACE でのライブラリーのリンク方法
 

こんな方におすすめです

・流体、構造、電磁場解析などの数値シミュレーションで連立一次方程式を解きたい方
・マルチコアCPUと共有メモリー構成での並列計算に興味のある方
・C、Fortran によるプログラム経験がある方
 

備考

・座学および実習からなるセミナーです。
・ネットワークに接続可能で、ターミナルソフトのインストールされたノートPCをお持ちください
・スーパーコンピュータSX-ACE、VCCを1週間自由に使える「無料お試しアカウント」付きです。
 

直接法について

 工学や物理学での流体、構造、電磁場解析など数値シミュレーションでは偏微分方程式を離散化して生じる大規模な連立の線形あるいは非線形の方程式を解く必要があります。非線形問題は Newton 法などによって線形化することで、最終的に大規模な疎行列からなる連立一次方程式を解くことになります。
 
 疎行列解法には LU 分解により構成される直接法と共役勾配法などに代表される反復法があります。直接法は非線形性が強い問題から得られた行列、あるいは異なる物理係数により条件数が大きい行列などの反復法が苦手とする行列に対しても安定して求解できますが、計算量が多い問題点があります。一方、反復法は計算量は少ないが、反復計算の収束は問題に強く依存し現実的な時間内に収束しない場合もあります。
 
 本セミナーでは近年のソフトウェア技術の進歩と数学理論の発展により並列化が可能になり、計算効率が向上している直接法を取り上げます。サイバーメディアセンターの VCC では Intel MKL に付属する Pardisoソフトウェアおよび、オープンソースソフトウェアの MUMPS と Dissection が利用できます。また、SX-ACE では後者の2つのソフトウェアが利用できます。セミナー後半ではこれらのソフトウェアの利用法を解説し実習を行ないます。これらの直接法ソフトウェアは共有メモリーのマルチコア CPU 構成で稼動するため、既存のコードの計算時間を短縮することが容易にできます。また Dissection は4倍精度演算も可能なため、倍精度演算による求解では精度が不足する問題もターゲットとすることができます。
 

公開資料

講演資料(pdf)
実習用ソースコード(.tar.gz)

 

2017.07.20

SX-ACE 並列プログラミング入門(HPF)

内容は6月に開催した講習会と同様のものになります。
 

概要

本講習会ではHPFを用いて指示行の追加のみでスーパーコンピュータ(SX)で動作する分散並列プログラムを作成する方法の基礎を説明します。
スーパーコンピュータを1週間自由に使える「無料お試しアカウント」付きです。
 

HPFとは

HPF(High Performance Fortran)は、Fortranの分散メモリ型並列計算機向け拡張仕様です。
Fortranプログラムに対してコメント形式の指示行を挿入することで、分散並列化が行えるため、
MPIに比べ習得が容易です。
サイバーメディアセンターで運用しているSX-ACEで、HPFを利用することが可能です。
※SX以外の計算機では利用環境がありませんのでご注意ください。
 

こんな方におすすめです

・大規模並列化について興味があるが、簡易に大規模並列化を行いたい方
・Unix の基礎的な知識(エディタが使える等)がある方
・C, Fortran によるプログラム経験がある方

 

受講に当たってのご注意

講習会では実習を行いますので、ネットワークに接続可能なノートPCを必ずお持ちください。
また、ターミナルソフト(TeraTermなど)を使用しますので、あらかじめインストールをお願いいたします。
 

参考情報

MPI利用方法(SX-ACE)
HPF利用方法(SX-ACE)
 

配布資料

SX-ACE並列プログラミング入門(HPF)(pdf)

2017.07.20

SX-ACE 並列プログラミング入門(MPI)

内容は6月に開催した講習会と同様のものになります。
 

概要

本講習会では一般的なMPIによる並列プログラミングの基礎と利用をFortran を用いて実習により説明します。
スーパーコンピュータを1週間自由に使える「無料お試しアカウント」付きです。
 

MPIとは

MPIとは、分散メモリ並列処理におけるメッセージパッシング(複数のプロセス間でデータをやり取りするために用いるメッセージ通信操作)の標準規格のことです。
ノード間をまたがる並列化が可能となるため、その分大きなメモリ空間が利用可能になります。ただし、ユーザ自身で処理の分割やノード間の通信を指示する必要があるため、プログラミングの負担がやや大きくなります。
SX-ACEを利用する場合、MPIより簡易なノード間並列手法として「HPF」を用意しております。講習会はこちらからお申込みください。
 

こんな方におすすめです

・大規模並列化について興味がある方
・Unix の基礎的な知識(エディタが使える等)がある方
・C, Fortran によるプログラム経験がある方
 

受講に当たってのご注意

講習会では実習を行いますので、ネットワークに接続可能なノートPCを必ずお持ちください。
また、ターミナルソフト(TeraTermなど)を使用しますので、あらかじめインストールをお願いいたします。
 

参考情報

MPI利用方法(SX-ACE)
HPF利用方法(SX-ACE)
 

配布資料

SX-ACE並列プログラミング入門(MPI)(pdf)
SX-ACE並列プログラミング入門(MPI)演習補足資料(pdf)
 

2017.07.19

OCTOPUS導入記念 GPUチャレンジ

概要

大阪大学サイバーメディアセンターでは、汎用CPUノード群、メニーコア型ノード群、GPU計算ノード群、大容量主記憶計算ノード群、大容量ストレージから構成される、総理論演算性能1.46PFlopsを有するハイブリッド型スーパーコンピュータ OCTOPUSの運用を開始いたします。
 
本チャレンジ企画では、OCTOPUS導入を記念し、来たるべきGPU計算ノード群の最大限の利活用を目的として、利用者の皆様方より当該ノード群で性能向上が見込まれるプログラムを募集し、お手持ちのプログラム(非商用)を本センターで預かり、NVIDIAの専門家のご支援のもと、OCTOPUSで導入予定のGPUノード群に最適化を行います。
 
OCTOPUSシステムのGPUノードは、高速インターコネクトNVLinkによって接続されるNVIDIA製GPU Tesla P100を4基搭載し、64GB(16GB x 4)のGPUメモリ空間とメモリ空間(192GB)が統一されたユニファイドメモリ(Unified Memory)を提供し、高並列処理を実現可能です。
 
本チャレンジ企画では、SX-ACEによるベクトル処理とTesla P100の比較という側面から、本センターのベクトル型スーパーコンピュータSX-ACEを1ノードで利用されている利用者のプログラムを対象とします。
 
SX-ACEノードとOCTOPUSのGPUノードの性能比較をしてみたい方、なんとなく興味がある方、等々、ご興味・ご関心のあります方は是非ご応募ください。
 

募集要項

募集期間 平成29年10月3日-15日
応募資格 本センター大規模計算機システムのユーザ
対象プログラム 本センターのSX-ACE 1ノードで実行しているプログラム
対象プログラム数 若干数
応募方法 下記のWebフォームよりお申込みください。追って担当者よりご連絡いたします。
2017.07.13

大阪大学サイバーメディアセンター 公募型利用制度 説明会

大阪大学サイバーメディアセンターでは、9月12日(火)の13:30より、本センターが利用負担金を全額支援する公募型利用制度の説明会を開催いたします。
 

概要

 本センターでは、大規模計算機システムを活用する研究開発の育成・高度化支援の観点から、今後の発展が見込まれる萌芽的な研究課題や、本センターの大規模計算機システムを最大限活用することで成果が見込まれる研究課題を公募しております。
 「公募型利用制度」は、今後の発展が見込まれる萌芽的な研究課題を募集する「若手・女性研究者支援萌芽枠」と、大規模計算機システムを最大限活用することで成果が見込まれる研究課題を募集する「大規模HPC支援枠」から構成され、採択された場合は利用負担金が全額免除されます。
 本説明会では、「公募型利用制度」の詳細をご説明するほか、具体的に申し込みを検討されている方向けの相談会も実施いたします。
 

多数の皆様方のご参加をお待ちしております。
  

スケジュール

開催日時 :平成29年9月12日(火)13:30 - 15:00
プログラム:13:30 - 14:00 説明会
      14:00 - 15:00 相談会
 

参考情報

公募型利用制度とは 平成29年度公募型利用制度 採択実績

2017.07.08

並列コンピュータ 高速化技法の基礎

内容は6月に開催した講習会と同様のものになります。
 

概要

本講習会では、並列コンピュータ(VCC,OCTOPUS)で動作するプログラムの高速化を目的とした最適化及び並列化の基礎を実習により説明します。
スーパーコンピュータを1週間自由に使える「無料お試しアカウント」付きです。
大学や高等専門学校の教員・学生であれば、誰でも受講は可能となっておりますので、お気軽にご参加いただければと思います。
 

こんな方におすすめです

  • ・並列コンピュータ(VCC,OCTOPUS)でお手持ちのプログラムを高速化したいが、その方法がわからない方
  • ・Unix の基礎的な知識(エディタが使える等)がある方
  • ・C, Fortran によるプログラム経験がある方

 

受講に当たってのご注意

講習会では実習を行いますので、ネットワークに接続可能なノートPCを必ずお持ちください。
また、ターミナルソフト(TeraTermなど)を使用しますので、あらかじめインストールをお願いいたします。
 

配布資料

並列コンピュータ高速化技法の基礎(pdf)

 

2017.07.08

SX-ACE 高速化技法の基礎

内容は6月に開催した講習会と同様のものになります。
 

概要

本講習会では、スーパーコンピュータ(SX)で動作するプログラムの高速化を目的とし、最適化(ベクトル化)及びノード内並列化の基礎を実習により説明します。
スーパーコンピュータを1週間自由に使える「無料お試しアカウント」付きです。
 

こんな方におすすめです

  • ・SX-ACEのプログラムを高速化したいが、その方法がわからない方
  • ・Unix の基礎的な知識(エディタが使える等)がある方
  • ・C, Fortran によるプログラム経験がある方

 

受講に当たってのご注意

講習会では実習を行いますので、ネットワークに接続可能なノートPCを必ずお持ちください。
また、ターミナルソフト(TeraTermなど)を使用しますので、あらかじめインストールをお願いいたします。
 

参考情報

ベクトル化利用方法
OpenMP/自動並列化利用方法
 

講習会資料

自動ベクトル化(pdf)
自動並列/OpenMP(pdf)
演習用資料(pdf)
 

2017.07.08

スーパーコンピュータ概要とスーパーコンピュータ利用入門

内容は6月に開催した講習会と同様のものになります。
 

概要

サイバーメディアセンターのスパコンを使いながら、UNIXとスパコンの基礎知識や利用方法について学びます。
スーパーコンピュータを1週間自由に使える「無料お試しアカウント」付きですので、スパコンをこれから使ってみようと考えている方に、大変おすすめできる内容となっています。
大学や高等専門学校の教員・学生であれば、誰でも受講は可能となっておりますので、お気軽にご参加いただければと思います。
 

プログラム

9月4日(月)
13:30 - 14:30 スパコンの概要とCMCのスパコンの紹介
14:45 - 16:00 UNIX入門
16:15 - 17:30 スパコンを使った演習
 

受講に当たってのご注意

講習会では実習を行いますので、ネットワークに接続可能なノートPCを必ずお持ちください。
また、ターミナルソフト(TeraTermなど)を使用しますので、あらかじめインストールをお願いいたします。
 

講習会資料

スパコンの概要とCMCのスパコンの紹介(pdf)
スーパーコンピュータ利用入門(pdf)
大規模計算機システムの利用(pdf)

 

2017.07.08

スパコンに通じる並列プログラミングの基礎

本講習会のみ豊中キャンパスでの開催となります。ご注意ください。
内容は6月に開催した講習会と同様のものになります。

 

概要

本講習会では、並列プログラミングについて、まったくの初心者向けにその手法や考え方の基礎について紹介します。
 
また、大規模な並列計算が可能な大型計算機やコンピュータシステムを扱うのに必要となる Unix についても、まったくの初心者でも困らないように簡単な概観を提示します。こうした並列システム、並列プログラミングについてあまり触れたことはないが興味のある方、その上で学習、研究をしようと考えている方はぜひご参加ください。
 

以下のような方におすすめです

  • ・ 並列計算について興味はあるが、ハードウェアやソフトウェア技術について概要がわからないので、どこから始めたら良いかわからない学生、研究者
  • ・ Unixをさわったことがあるが、様子がよくわからず勝手がつかめなかった方
  • ・ 慣れていないが、並列計算を用いて学習、研究をしようと考えている方

 

講習会資料

スパコンに通じる並列プログラミングの基礎(pdf)

 

2017.07.05

スーパーコンピュータシステム OCTOPUS ラックデザイン コンテスト

本コンテストの募集は終了しました。たくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。
 

結果

最優秀賞:宮本 要子 様

 
 
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スーパーコンピュータをキャンバスに絵を描いてみませんか?

大阪大学サイバーメディアセンターでは、2017年12月に日本全国の大学、研究所、企業の研究者が利用可能なスーパーコンピュータシステム「OCTOPUS (Osaka university Cybermedia cenTer Over-Petascale Universal Supercomputer)」 の運用を開始いたします。
スーパーコンピュータOCTOPUSの導入・運用開始を記念して、今後のOCTOPUSの”顔”となるデザインを募集いたします。
採用されたデザインは、本センターのデータセンタであるITコア棟内の設置エリアに配置される計算ラック群(1940mm x 3500mm)に描画されます。また、本センターのウェブページ、広報資料等、幅広く利用されます。
 

締切

2017年9月20日 作品提出・応募締め切り、必着
 

最優秀賞(1点) ノートパソコン、表彰状
 

募集内容

OCTOPUS」のデザイン

下記のキーワードから想像されるデザイン

    「大阪」
    「皆に愛される」
    「最先端の科学研究」
    「スーパーコンピュータ」

 



「OCTOPUS」計算ラック群
白抜きの箇所にデザインを描画いたします

「OCTOPUS」計算ラック群
平面図

「OCTOPUS」計算ラック群
デザイン掲載イメージ

 

提出物

作品

    200dpi以上の解像度
    1940 x 3500の比率
    カラー
    作品データはJPEGで提出すること

コンセプト説明

    A4 1枚程度でデザインコンセプトの説明

 

参加方法

提出物を下記提出先までメールにて送付
 

参加資格

不問
 

参加費

無し
 

審査員

大阪大学サイバーメディアセンター、日本電気株式会社で構成する審査委員会
 

結果発表

2017年9月下旬、入賞者に通知
本センターキャンペーンサイトにて発表予定
 

著作権の扱い

応募作品の所有権並びに入賞作品の著作権(著作権法第27条、第28条の権利を含む)は大阪大学サイバーメディアセンターに帰属
 

主催

大阪大学 サイバーメディアセンター
 

協賛

    特定非営利活動法人 バイオグリッドセンター関西、日本電気株式会社
     
     

提出先・問い合わせ先

提出先・問い合わせ先 E-mail:system@cmc.osaka-u.ac.jp
〒567-0047 大阪府茨木市美穂ヶ丘5-1

    大阪大学サイバーメディアセンター本館 1階事務室
    情報推進部情報基盤課研究系システム班
    大規模計算機システム担当宛

 

2017.06.07

Supercomputing Contest 2017

SupercomputingContest2017を2017年8月21日-26日に開催します。
 

開催スケジュール

予選課題発表  :2016年5月31日(水) 正午 発表予定
参加申し込み締切:2016年6月16日(金) 正午必着
本戦      :2016年8月22日(月) - 8月26日(金)
 

概要

SupercomputingContestは、スーパーコンピュータを駆使した高校生のプログラミング大会です。
予選を通過した10組のチーム(1チーム2~3名)が大阪大学、東京工業大学の会場に分かれ、スーパーコンピュータを使ったプログラミングを行います。数日間かけて本選課題の問題を解くプログラムを作成し、作成最終日に提出されたプログラムの正確さ・速度を審査委員会が評価し、コンテスト最終日の成果報告会で発表します。本選課題には、科学技術の様々な分野から最先端の話題が選ばれ、それを高校生にもわかりやすい問題にして、皆さんに挑戦してもらいます。
 

詳細

参加方法やコンテストの詳細については公式WEBサイトをご覧ください。
 

公開資料

ポスター
 

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