スーパーコンピューターシステムSQUIDは2021年7月末で「無料お試し利用」期間を終了し、8月より有償となります。引き続きご利用頂く場合は本ページをご一読の上、お申込みをお願いいたします。
有償利用の申し込み時期、ご利用開始時期は以下のとおりです。売り切れ次第、受付を停止する場合があります。ご了承のほど、よろしくお願いいたします。

2021/08/02追記:
- 占有利用の申し込み受け付けを開始しました。詳細はこちらをご参照ください。
- 7月中に有償利用にお申し込みいただかなかった場合、7月末でアカウントを停止すると記載しておりましたが、期間を延長し8月末でアカウント停止することとなりました。詳細はこちらをご参照ください。

    SQUID有償利用
    申し込み開始日時
    SQUID有償利用
    ご利用開始時期
    学術・研究機関に所属する方で「無料お試し利用」をお使いの方 2021年7月19日17時~ 2021年8月2日~
    学術・研究機関に所属する方で「無料お試し利用」をお使いでない方 2021年8月2日~ 2021年8月2日~
    民間企業に所属する方 受付中 課題審査終了後、2021年8月2日~

 

有償利用のご案内

利用できる大規模計算機資源

SQUIDだけでなくOCTOPUSも同一のアカウントで、同時にお申し込みいただけます。各システムの詳細は以下をご参照ください。
SQUID OCTOPUS
 

利用資格・規定・利用料金

下記のページをご確認ください。
利用資格と利用規程 利用負担金表
今回は「SQUID 共有利用」および「SQUID汎用CPUノード群 占有利用」を受け付けます。
共有利用における「ノード時間」についてはこちらで解説しております。SQUID共有利用における「SQUIDポイント」についてはこちらで解説しております。
占有利用においては3ヶ月分あるいは6ヶ月分のいずれかを選択いただけます。6ヶ月分をお申し込みいただいた場合は、2022年3月末までご利用いただけるよう設定いたします。(今年度限定の対応となります)
「共有利用」「占有利用」の違いは以下のとおりです。

共有利用 占有利用
特徴 「ポイント」単位で利用
利用者全員で一定数のノードを共有するため「待ち」が発生する
「年度/月」単位でノードを確保し利用
他の利用者とノードを共有しないため「待ち」が発生しない
用途 複数のノードを使った大規模並列計算を試したい場合
複数のノードタイプを試したい場合
長時間の計算を実行したい場合
待ち時間なく使用したい場合

共有利用、占有利用の両方にお申し込みいただくことも可能ですが、併用はできません。(1つのジョブで共有利用と占有利用 両方のノードを利用することはできません。)また、共有利用、占有利用ともに数に限りがあります。上限に達し次第、受け付け終了となります。
 

利用できる期間

1回の申請でご利用いただける期間は、当年度中(申請いただいた年度の3月31日まで)となります。3月末でSQUID/OCTOPUSポイントや占有ノードはリセットされます。
 

利用できる人数

申請いただいた本人をはじめ、1つの申請内で複数人の利用が可能です。既定上、ユーザ数に上限は設けていませんが、ノード時間やストレージ容量は、申請内のユーザで共有して利用することになりますので、ご注意ください。ユーザ追加登録、削除、変更については申請した方が行うことになります。
 

利用成果

利用者の方には、年度ごとに大規模計算機システムの利用の結果及び経過を提出していただくことになっています。本サービスにおける実績を以下のページに掲載しています。
利用成果一覧
 

その他

当システムの利用者は利用に関するサポートを受けることが可能です。高速化や並列化に不安のある方も、ぜひご利用を検討ください。また、利用者以外の方も参加可能な「利用講習会」も定期的に開催しています。
利用相談 利用講習会 

 

お申し込み方法

お申し込み方法が以下で異なりますので、それぞれご参照ください。
 
学術・研究機関に所属する方で「無料お試し利用」をお使いの方
学術・研究機関に所属する方で「無料お試し利用」をお使いでない方
民間企業に所属する方

 

学術・研究機関に所属する方で「無料お試し利用」をお使いの方

申請は7月19日17時より「利用者管理システム」にて受け付けます。現在のアカウント(利用者番号)でログインし、「利用資源追加」の申請をお願いします。申請手順はこちらをご参照ください。申請の承認・資源の割当は8月2日~3日を予定しております。
利用者管理システム
 
申請にあたっては、以下の点にご注意ください。

  • 昨年度SX-ACEやOCTOPUSをご利用いただいた方には、work領域に5TB以上を割り当てている場合があります。無料お試し期間終了後は上限が5TBとなりますので、それ以上の領域が必要な場合は、ストレージ追加オプションにお申し込みください。
  • 1つの申請で複数のユーザがお使いいただけます。必要な場合はこちらの手順をもとに、利用者追加申請をお願いします。新規のアカウントを発行します。

 

学術・研究機関に所属する方で「無料お試し利用」をお使いでない方

申請は8月2日より受付予定となります。もうしばらくお待ち下さい。

 

民間企業に所属する方

事前に課題審査が必要となります。こちらのページを元に、申請書の提出をお願いします。7月6日より申請書の受付を開始しており、課題審査終了後、8月2日以降にご利用可能となります。
 

FAQ

有償利用に申し込まない場合、無料お試し利用のアカウントやデータはどのようになりますか?

2021年7月末でアカウントを停止しますのでデータにアクセスできなくなります。2022年3月末にアカウントおよびデータを削除します。
 
(2021/08/02 追記 一部変更があります)
2021年7月末で、新規のジョブ投入およびデータの書き込みができなくなります。ログインや有償利用へのお申込みは引き続き可能です。
2021年8月末でアカウントを停止しますのでデータにアクセスできなくなります。2022年3月末にアカウントおよびデータを削除します。

 

どの程度の資源を申し込めばよいでしょうか?

無料お試し利用期間中に利用された「ノード時間」、「SQUIDポイント」は「usage_view」コマンドでご確認いただけます。申請の参考にしてください。

  • usage_viewの表示例を以下に示します。この例ではグループ全体で、30,000 SQUIDポイントを使用しています。(Group summary→Bonus points→usageの項目を参照)
  • その内訳は汎用CPUノード群50,000ノード時間、GPUノード群40,000ノード時間、ベクトルノード群30,000ノード時間となります。(Node-hours→Usage(Bonus)の項目を参照)