概要
利用者交流会は、本センターの利用者を中心に、幅広い学術・産業界のユーザ交流による計算科学分野でのサード・プレイス的な場の提供を行うものです。Pythonチュートリアルは、利用者交流会の支援プログラムとして開催するものです。このため、本センターの利用者だけでなく、利用学術機関・利用民間企業に属する方やその他の学術機関、民間企業にて、
・シミュレーション等に興味をお持ちの方
・これまで「興味はあったがスパコンを使ったことがない」方、使い始めた方
・プログラミングに興味がある方(Pythonプログラミング)
であれば参加いただけます。
Pythonチュートリアル(2)について
- 本チュートリアルは、Pythonチュートリアル(1)にて学習した程度の初級者の方を想定した内容を予定しています。今回は、実践プログラミングの例をもとにハンズオンで開催します。チュートリアルではPythonの知識だけでなく、IT、Web・インターネットなどの関連知識についても説明します。
- 本チュートリアルは、本センターの応用情報研究部門(下條教授・センター長、伊達准教授)の協力を得て、同部門に所属する大学院生によるチュートリアル開発・講師を努めるものです。院生自身の経験を踏まえ、これからPythonを始めたいと考えておられる方、少しかじったものの諦めてしまい、再挑戦されたい方などを念頭に実施頂くもので、この機会に分からないことを気軽にご質問いただけます。
※備考:セミナー内でプログラミング環境として使用するIDEは、主にGoogle Colaboratoryを使用して進めます。Google Colaboratoryは無料ですが、利用にはGoogleアカウントが必要になります。Google Colaboratoryについてはこちらをご参照ください。また、これまで使い慣れたPythonをサポートしているIDEで参加いただいても質問していただけます。
プログラム
Pythonチュートリアル(2)は、毎週1日(金曜日)、3週間に渡って計3回開催します。
Day4: Pythonチュートリアル(2)-#1
5月20日(金)13:15 - 15:00 |
13:15 - 13:20 |
ご挨拶と趣旨説明
大阪大学 サイバーメディアセンター 応用情報システム研究部門 伊達 進 |
13:20 - 14:45 |
数値計算、データの可視化、Webスクレイピング等を通じて、Pythonライブラリの使い方を学びます。
(講師:大阪大学 サイバーメディアセンター 応用情報システム研究部門 / 大阪大学大学院情報科学研究科 安田 成寿) |
14:45 - 15:00 |
ラップアップと質問コーナー
|
Day5: Pythonチュートリアル(2)-#2
Pandas(データ分析のためのPythonライブラリ)を用いたデータ分析処理で行うプログラミングを学習します。効率的にデータ分析を行うために必要である、基礎的なプログラミング知識の習得を目標とします。(講師:大阪大学 サイバーメディアセンター 応用情報システム研究部門 / 大阪大学 大学院情報科学研究科 安田 成寿)
5月27日(金)13:15 - 15:00 |
13:15 - 14:45 |
チュートリアル |
14:45 - 15:00 |
ラップアップと質問コーナー |
Day6: Pythonチュートリアル(2)-#3
簡単な分類問題を題材として、scikit-learnを使用したAIプログラミングを学習します。AIを始めていくために必要である、基礎的なプログラミング知識の習得を目標とします。(講師:大阪大学 サイバーメディアセンター 応用情報システム研究部門 / 大阪大学 大学院情報科学研究科 安田 成寿)
6月3日(金)13:15 - 15:00 |
13:15 - 14:45 |
チュートリアル |
14:45 - 15:00 |
ラップアップと質問コーナー |
参加に当たってのご注意
新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、本イベントはオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。接続方法については、別途連絡いたします。
2021.12.27
本シンポジウムは終了いたしました。大変多くの方にご出席いただき、大盛況のシンポジウムとなりましたことを心よりお礼申し上げます。
(参加者数:113名)
概要
開催日:2022年3月14日(月) 9:30 - 17:10 (接続受付 9:00 - )
形 式:Zoomによるオンライン配信
参加費:無料
主 催:大阪大学 サイバーメディアセンター
共 催:大阪大学 附属図書館
協 賛:学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点 (JHPCN)
ねらい
今回のシンポジウムでは、適正な研究データ管理基盤の研究開発・運用に携わる産学の専門家をお迎えし、本センターの大規模計算機システムの利活用事例、および最新の研究開発動向を踏まえつつ、スーパーコンピュータを利用する研究とそのデータマネージメントの今後の課題と将来を考えていきます。
プログラム
総合司会:安福 健祐(大阪大学 サイバーメディアセンター サイバーコミュニティ研究部門 准教授)
9:30-9:40 |
開会の挨拶 |
|
下條 真司 |
大阪大学 サイバーメディアセンター
センター長・教授 |
9:40-10:30 |
基調講演
「データ利活用に向けた仮想化基盤mdx」 |
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塙 敏博 |
東京大学 情報基盤センター
スーパーコンピューティング研究部門 教授 |
10:30-10:50 |
休憩 |
10:50-11:30 |
「歯科診療におけるビッグデータの蓄積と活用『myDentalAIプロジェクト』」 |
|
野崎 一徳 |
大阪大学 歯学部附属病院 医療情報室 /
オーラルデータサイエンス共同研究部門 室長・准教授 |
11:30-12:00 |
「データ集約基盤ONIONの概要と今後の課題」 |
|
伊達 進 |
大阪大学 サイバーメディアセンター
応用情報システム研究部門 准教授 |
12:00-13:00 |
昼食休憩 |
13:00-13:40 |
招待講演
「理化学研究所のデータ管理システムと連携」 |
|
實本 英之 |
理化学研究所 情報統合本部 基盤研究開発部門
データ管理システム開発ユニット ユニットリーダー
|
13:40-14:20 |
招待講演
「国立情報学研究所が提供する研究データ管理サービス」 |
|
込山 悠介 |
国立情報学研究所コンテンツ科学研究系 /
オープンサイエンス基盤研究センター 副センター長・准教授
|
14:20-15:00 |
「大阪大学レーザー科学研究所における共同利用・共同研究でのデータ活用と管理」 |
|
長友 英夫 |
大阪大学 レーザー科学研究所 理論・計算科学研究部門
准教授
|
15:00-15:20 |
休憩 |
15:20-17:00 |
パネルディスカッション
「スーパーコンピューティングとデータ管理のあり方」 |
|
座長 |
木戸 善之 |
大阪大学 サイバーメディアセンター
応用情報システム研究部門 講師 |
パネリスト |
甲斐 尚人 |
大阪大学 附属図書館 研究開発室 /
サイバーメディアセンター 助教 |
込山 悠介 |
国立情報学研究所 コンテンツ科学研究系 /
オープンサイエンス基盤研究センター 副センター長・准教授 |
實本 英之 |
理化学研究所 情報統合本部 基盤研究開発部門
データ管理システム開発ユニット ユニットリーダー |
長友 英夫 |
大阪大学 レーザー科学研究所
理論・計算科学研究部門 准教授 |
並木 悠太 |
大阪大学 サイバーメディアセンター
高性能計算・データ分析融合基盤協働研究所 研究員 /
日本電気株式会社 AIプラットフォーム事業部 エキスパート
|
野崎 一徳 |
大阪大学 歯学部附属病院 医療情報室 /
オーラルデータサイエンス共同研究部門 室長・准教授 |
17:00-17:10 |
閉会の挨拶 |
|
降籏 大介 |
大阪大学 サイバーメディアセンター
副センター長・教授 |
申込に当たってのご注意
講演資料
参考資料
2021.12.08
概要
サイバーメディアセンターが実施している公募型利用制度によって得られた成果を、研究者の皆様に成果報告会という形でご発表いただきます。大規模計算機システムを活用した研究に興味のある方や、今後の公募型利用制度への応募を検討されている方は、是非ご参加ください。
開催日:2022年3月10日(木)13:30-17:20
会 場:オンライン配信
参加費:無料
プログラム
2021年度 公募型利用制度 成果報告会
日時:2022年3月10日(木)13:30 - 17:20
司会:吉野 元 (大阪大学サイバーメディアセンター 准教授)
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13:30-13:35 |
開会の挨拶 |
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菊池 誠 |
大阪大学 サイバーメディアセンター
教授 |
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13:35-14:05 |
「Dirac流モノポール凝縮によるQCDのカラー閉じ込め機構のモンテ・カルロ法研究」 |
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鈴木 恒雄 |
大阪大学 核物理研究センター
協同研究員 |
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14:05-14:35 |
「素粒子物理学実験への機械学習の適用研究」 |
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岩崎 昌子 |
大阪市立大学 理学研究科
准教授 |
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14:35-15:05 |
「テンソルネットワークを用いた多体系の統計力学的研究」 |
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大塚 高弘 |
大阪大学 理学研究科
大学院生 |
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15:05-15:35 |
「画像と深層学習を用いた骨格標本上の形態学的変異の可視化と発見」 |
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森田 尭 |
大阪大学 産業科学研究所
助教 |
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15:35-15:45 |
休憩 |
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15:45-16:15 |
「ニューラルネットワークによる蛋白質機能予測の解釈性に関する研究」 |
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小山 恭平 |
大阪大学 生命機能研究科
大学院生 |
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16:15-16:45 |
「Ginzburg-Landau理論に基づいた数値シミュレーションによる
超伝導の磁場依存性の研究」 |
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兼安 洋乃
(代理発表:大塚 剛生) |
兵庫県立大学 理学研究科 助教
(兵庫県立大学 理学研究科 大学院生)
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16:45-17:15 |
「勾配流法とスパースモデリング法によるQCD粘性の決定」 |
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伊藤 悦子 |
理化学研究所 仁科加速器科学研究センター
研究員 |
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17:15-17:20 |
閉会の挨拶 |
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木戸 善之 |
大阪大学 サイバーメディアセンター
講師 |
※発表25分、質疑5分の予定です。
2021.12.05
概要
本プログラムは、本センターの利用者を中心に、幅広い学術・産業界のユーザ交流による計算科学分野でのサード・プレイス的な場の提供を行うものです。このため、本センターの利用者だけでなく、利用学術機関・利用民間企業に属する方やその他の学術機関、民間企業にて、
・シミュレーション等に興味をお持ちの方
・これまで「興味はあったがスパコンを使ったことがない」方、使い始めた方
・プログラミングに興味がある方(Pythonプログラミング)
であれば参加いただけます。
第一回利用者交流会は、話題のプログラミングPythonをテーマに開催し、同時にPythonチュートリアルを開催します。チュートリアルは、全6回で開催します。今回はその前半部分である初心者向け3回分を開催します。
Pythonチュートリアルについて
- 本チュートリアルは、本センターの応用情報研究部門(下條教授・センター長、伊達准教授)の協力を得て、同部門に所属する大学院生によるチュートリアル開発・講師を努めるものです。院生自身の経験を踏まえ、これからPythonを始めたいと考えておられる方、少しかじったものの諦めてしまい、再挑戦されたい方などを念頭に実施頂くもので、この機会に分からないことを気軽にご質問いただけます。
- 全6回の開催を予定しています。
- 全くのPython初心者を対象にプログラミング環境構築(IDE:Google Colaborator)、IDEの操作からプログラミングの進め方を学び、実践プログラミングの初歩までをハンズオンで開催します。チュートリアルではPythonの知識だけでなく、IT、Web・インターネットなどの関連知識についても説明します。
※備考:IDEは、VSCode、Jupyternotebook についても解説しますが、チュートリアル内では主にGoogle Colaboratoryを使用して進めます。Google Colaboratoryは無料ですが、利用にはGoogleアカウントが必要になります。Google Colaboratoryについてはこちらをご参照ください。また、これまで使い慣れたPythonをサポートしているIDEで参加いただいても環境構築等について質問していただけます。
プログラム
第1回 利用者交流会は、3日間に分けて開催します。
Day1: 第1回 利用者交流会 + Pythonチュートリアル(1)-#1
1月20日(木)13:00 - 15:00 |
13:00 - 13:05 |
ご挨拶と趣旨説明
大阪大学 サイバーメディアセンター 応用情報システム研究部門 准教授 伊達 進 |
13:05 - 13:30 |
トレンド:Pythonの利用動向
講師:大阪大学 サイバーメディアセンター 招へい准教授 (筑波大学 システム情報系 准教授) 阿部 洋丈 |
13:30 - 13:45 |
座談会(雑談コーナー)
サイバーメディアセンターのスパコンを運用している教職員が参加。
当日のプログラムについての意見や、サイバーメディアセンターのスーパコンピュータやその利用について、自由に質問いただけます。例えば、何故、スパコンはタコとイカなのか?ストレージは何故、タマネギなのか?などもokです。 |
13:45 - 15:00 |
Pythonチュートリアル(1)-#1
環境構築とIDE操作、Pythonプログラミングの初歩までを学習します。プログラムしたファイルの保存や読み出し、実行についても学習します。
講師:大阪大学 サイバーメディアセンター 応用情報システム研究部門 / 大阪大学 大学院情報科学研究科 秋吉 圭輔 |
Day2: Pythonチュートリアル(1)-#2
変数と式、処理、関数の使い方など、Pythonプログラミングに必要なPythonの作法(文法)を学び、基本的なプログラミングスタイル(パターン)を通したプログラミングの進め方の習得を目標とします。(講師:大阪大学 サイバーメディアセンター 応用情報システム研究部門 / 大阪大学 大学院情報科学研究科 秋吉 圭輔)
1月27日(木)13:00 - 15:00 |
13:00 - 14:30 |
チュートリアル |
14:30 - 15:00 |
ラップアップと質問コーナー |
Day3: Pythonチュートリアル(1)-#3
関数の使い方の応用とクラスの使い方を学び、Pythonの豊富な外部関数(ライブラリ)も使った、実践プログラミングの習得を目標とします。(講師:大阪大学 サイバーメディアセンター 応用情報システム研究部門 / 大阪大学 大学院情報科学研究科 秋吉 圭輔)
2月3日(木)13:00 - 15:00 |
13:00 - 14:30 |
チュートリアル |
14:30 - 15:00 |
ラップアップと質問コーナー |
Day4以降について
Pythonチュートリアル(2)として以下を2022年4月頃に開催予定です。開催時期、内容は変更することがあります。開催に当たっては別途参加受付いたします。Day1~Day3のみの参加でも問題ありません。
#4:90分:Pythonライブラリの使い方
#5:90分:Pandasによるデータ分析の始め方
#6:90分:scikit-learnによるAIの始め方
参加に当たってのご注意
新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、本イベントはオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。接続方法については、別途連絡いたします。
2021.10.25
概要
本講習会では、SQUIDやOCTOPUSに導入されているIntelコンパイラの概要、及びIntelコンパイラで利用可能な各種オプションを紹介し、これらを活用したチューニング手法について学びます。スーパーコンピュータを1週間自由に使える「無料お試しアカウント」付きです。
こんな方におすすめです
- OCTOPUSやSQUIDの汎用CPUノードを利用している方
- 自身でプログラムの開発、デバッグを行っている方
- プログラムを高速化したいが、その方法がわからない方
受講に当たってのご注意
- 新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、本講習会はオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
- 本講習会では実習は行いませんが、ご希望の方には講習会用お試しアカウントを発行いたします。
- 発行した講習会用お試しアカウントは、講習会から1週間ご自由にお使いいただけます。
講習会資料
Intelコンパイラ 最適化オプション
補足資料
2021.10.24
開催趣旨
概要
密度汎関数法に基づき、高速・高精度な電子状態計算を行う、汎用第一原理計算プログラムOpenMXの講習会を行います。OpenMXは、一般的な機能に加え、内殻光電子分光(XPS)のスペクトル計算やバンドアンフォールディング法などの実験結果の理論解析が可能な特徴ある機能を数多く有し、結晶界面や表面、溶液など、複雑構造の大規模計算にも多数の適用事例があります。今回の講習会では、OpenMXを用いた大規模な量子化学計算にご興味のある方を対象に、OpenMXの概要と基本的な使い方を、当センターのOCTOPUSを利用して、実際にOpenMXに触れていただきながら講習を行います。特に、初めてOpenMXを実行する民間企業の研究・技術者、実験研究者、大学院生のご参加を歓迎いたします。
参加申し込み
プログラム
13:30-14:30 |
OpenMXの概要の説明 |
14:30-15:00 |
OCTOPUSへのログイン、演習環境設定 |
15:00-15:20 |
<休憩> |
15:20-17:30 |
実習 |
お問い合わせ
hpci-workshop[-at-]hpci-office.jpまでお問い合わせください。
([-at-]は@にしてください)
2021.10.24
概要
本講習会では、OpenACCによるGPUプログラミングの最適化手法やテクニック、複数GPUでの並列実行方法など、応用的なGPUプログラミングを中心に学びます。
GPUとは
本来はコンピュータの画像や映像の処理を担当する画像処理装置(Graphics Processing Unit)です。CPUと比べて複雑な命令は苦手ですが、単純な演算性能は非常に高いため、画像処理以外も行うGPGPU(General-Purpose GPU)として近年のスーパーコンピュータに搭載されています。GPUで計算を行うには、CUDAやOpenACCによるプログラミングが必要になります。
こんな方におすすめです
受講に当たってのご注意
- 新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、本講習会はオンライン会議ツールを用いたオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
参考情報
GPU利用方法(SQUID)
GPU利用方法(OCTOPUS)
2021.10.24
概要
本セミナーでは、近年広く利用されているDocker を利用したOCTOPUS でのジョブ実行の方法についてハンズオン形式で学びます。ハンズオンでは、実際に深層学習のためのPythonフレームワーク(Tensorflow、PyTorch)を用いて画像分類を行うMLPやCNNモデルの学習を実行します。Pythonフレームワークやライブラリ、CUDA(cudnn)などのバージョンを考慮した環境を手作業で構築する必要はなく、Dockerを利用したモデル学習ジョブ実行方法を学びます。
プログラム
13:30 - 13:50 |
Docker を用いたOCTOPUS でのジョブ実行方法
講師:福井大学 工学系部門 情報・メディア工学講座 渡場 康弘 准教授 |
13:50 - 14:30 |
Dockerを利用したTensorflowやPyTorchによる画像分類モデルの実行
講師:岡山理科大学 総合情報学部 Chonho Lee 教授 |
こんな方におすすめです
- Docker 利用に興味のある方
- 公開されているコンテナを利用して計算を行っている方
- 深層学習に興味があるが環境構築のための前処理が面倒な方
受講に当たってのご注意
新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、本セミナーはオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。接続方法については、別途連絡いたします。
講習会資料
Dockerを用いたOCTOPUSでのジョブ実行方法(座学)
OCTOPUSでDockerを使ってみた(ハンズオン)
2021.10.22
本講習会は10月15日に開催した同名の講習会と基本的に同じ内容です。
概要
本講習会では並列プログラミング手法として一般的なOpenMP、MPI、ベクトルプロセッサで利用できる自動並列化機能による並列プログラミングの基礎と利用方法を説明します。スーパーコンピュータを1週間自由に使える「無料お試しアカウント」付きです。
OpenMPとは
OpenMPとは、プログラム中に"指示行"と呼ばれる記述を追加することでノード内並列化(共有メモリ並列処理)を行う方法です。指示行の挿入のみで並列化が可能なため、プログラミングの負担が少なく移植性が高いという利点があります。ただしノードを跨いだ並列化は行えないため、大規模な並列化を行うにはMPIと組み合わせてプログラミングを行う必要があります。なお、Fortran 言語と C 言語で記述が少し異なります。
MPIとは
MPIとは、分散メモリ並列処理におけるメッセージパッシング(複数のプロセス間でデータをやり取りするために用いるメッセージ通信操作)の標準規格のことです。ノード間をまたがる並列化が可能となるため、その分大きなメモリ空間が利用可能になります。ただし、ユーザ自身で処理の分割やノード間の通信を指示する必要があるため、プログラミングの負担がやや大きくなります。
こんな方におすすめです
- プログラムを高速化/並列化したいが、その方法がわからない方
- Unix の基礎知識(基本的なコマンドやemacs,viなどのエディタが使える)がある方
- C, Fortran によるプログラム経験がある方
受講に当たってのご注意
新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、本講習会はオンライン会議ツールを用いたオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
参考情報
OpenMP利用方法(SQUID)
MPI利用方法(SQUID)
MPI+OpenMP利用方法(SQUID)
講習会資料
ベクトルエンジン向けC/C++コンパイラの使い方
ベクトルエンジン向けFortranコンパイラの使い方
並列プログラミング入門 OpenMP・自動並列
並列プログラミング入門 MPI
2021.10.22
本講習会は10月7日に開催した「ベクトルプロセッサ 高速化技法の基礎」と基本的に同じ内容です。
概要
本講習会では、SQUIDのベクトルノード群に搭載されているSX-Aurora TSUBASA(ベクトルプロセッサ)で動作するプログラムの高速化を目的とし、性能測定や基礎的なチューニング手法を説明します。スーパーコンピュータを1週間自由に使える「無料お試しアカウント」付きです。
こんな方におすすめです
- SX-Aurora TSUBASAのプログラムを高速化したいが、その方法がわからない方
- Unix の基礎的な知識(エディタが使える等)がある方
- C, Fortran によるプログラム経験がある方
受講に当たってのご注意
- 新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、本講習会はオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
- 本講習会では実習は行いませんが、ご希望の方には講習会用お試しアカウントを発行いたします。
- 発行した講習会用お試しアカウントは、講習会から1週間ご自由にお使いいただけます。
参考情報
ベクトルノード利用方法
講習会資料
Vector Engine 向け Fortran コンパイラの使い方
Vector Engine 向け C/C++ コンパイラの使い方
演習資料
2021.10.22
本講習会は10月6日に開催した同名の講習会と基本的に同じ内容です。
概要
本講習会では、GPUおよびGPUを用いた計算の特徴や概要を説明し、OpenACCによるGPUプログラミング手法の基礎を学びます。
GPUとは
本来はコンピュータの画像や映像の処理を担当する画像処理装置(Graphics Processing Unit)です。CPUと比べて複雑な命令は苦手ですが、単純な演算性能は非常に高いため、画像処理以外も行うGPGPU(General-Purpose GPU)として近年のスーパーコンピュータに搭載されています。GPUで計算を行うには、CUDAやOpenACCによるプログラミングが必要になります。
こんな方におすすめです
- GPUコンピューティングに興味のある方
- 計算にGPUを利用中、もしくは利用予定のある方
- OpenACCを利用中、もしくは利用予定のある方
受講に当たってのご注意
- 新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、本講習会はオンライン会議ツールを用いたオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
参考情報
GPU利用方法(SQUID)
GPU利用方法(OCTOPUS)
2021.10.22
本講習会は9月16日に開催した同名の講習会と基本的に同じ内容です。
概要
本講習会ではスーパーコンピュータでの計算に必要となる、ジョブスクリプトの投入による計算機利用(バッチ利用)の概要を説明し、サイバーメディアセンターのシステムを利用するためのジョブの投入方法を学びます。講習会の後半では応用テクニックやコンテナ利用など、高度なジョブの投入方法を紹介します。スーパーコンピュータを1週間自由に使える「無料お試しアカウント」付きです。
以下のような方におすすめです
- Unix の基礎的な知識(エディタが使える等)がある方
- これからスパコンを利用する方、利用方法に興味がある方
- スーパーコンピュータの高度/特殊な使い方を検討している方
受講に当たってのご注意
- 新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、本講習会はオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
- 本講習会では実習は行いませんが、ご希望の方には講習会用お試しアカウントを発行いたします。
- 発行した講習会用お試しアカウントは、講習会から1週間ご自由にお使いいただけます。
講習会資料
スーパーコンピュータバッチシステム入門/応用
2021.10.22
概要
本講習会では、ONION-objectの概要について説明し、WebブラウザのGUIでの操作方法や、S3 APIを介した利用方法について学びます。ONION-objectを1週間お試しいただける「無料お試しアカウント」付きです。
ONION-objectとは
ONION-objectはCloudian製のHyperStoreで提供されるオブジェクトストレージです。一般的なオンラインストレージと同じくWebブラウザのGUIを通してファイルのアップロードやダウンロード、アクセス制御が可能です。また、AWS S3互換のオブジェクトストレージのため、クラウド連携アプリケーションそのままの操作感で、オンプレミスのONION-objectを利用することが可能です。なお、ONION-objectはSQUIDやOCTOPUSとは独立したストレージであり、ご利用には別途お申込が必要になります。サービス概要や利用のご相談・お申込みは、こちらのページをご参照ください。
こんな方におすすめです
- オブジェクトストレージに興味のある方
- S3 APIに対応したオンラインストレージをご利用になりたい方
受講に当たってのご注意
- 新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、本講習会はオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
参考情報
ONION(システム紹介)
ONIONの使い方
講習会資料
ONIONの概要
ONION-object 簡易操作手順書
2021.10.22
本講習会は6月18日に開催した同名の講習会と基本的に同じ内容です。
概要
本講習会ではサイバーメディアセンターのスーパーコンピュータの基礎的な知識と、その使い方について学びます。大規模計算機システムを1週間自由に使用できる「無料お試しアカウント」を配布しますので、スーパーコンピュータを使った研究を検討している方に、大変おすすめできる内容となっています。大学や高等専門学校の教員・学生であれば、誰でも受講は可能となっておりますので、お気軽にご参加いただければと思います。
こんな方におすすめです
- これからスパコンを利用する方
- Unix の基礎的な知識(エディタが使える等)がある方
- スパコンの使い方に興味がある方
プログラム
13:30 - 14:00 スパコンの概要とCMCのスパコンの紹介
14:00 - 15:30 スパコンの使い方
受講に当たってのご注意
- 新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、本講習会はオンライン会議ツールを用いたオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
- 本講習会では実習は行いませんが、ご希望の方には講習会用お試しアカウントを発行いたします。
- 発行した講習会用お試しアカウントは、講習会から1週間ご自由にお使いいただけます。
講習会資料
スパコンの概要とCMCのスパコンの紹介
スパコンの使い方
2021.10.22
本講習会は6月14日に開催した同名の講習会と基本的に同じ内容です。
概要
本講習会では、並列プログラミングについて、まったくの初心者向けにその手法や考え方の基礎について紹介します。また、大規模な並列計算が可能な大型計算機やコンピュータシステムを扱うのに必要となる Unix についても、まったくの初心者でも困らないように簡単な概観を提示します。こうした並列システム、並列プログラミングについてあまり触れたことはないが興味のある方、その上で学習、研究をしようと考えている方はぜひご参加ください。
以下のような方におすすめです
- 並列計算について興味はあるが、ハードウェアやソフトウェア技術について概要がわからないので、どこから始めたら良いかわからない学生、研究者
- Unixをさわったことがあるが、様子がよくわからず勝手がつかめなかった方
- 慣れていないが、並列計算を用いて学習、研究をしようと考えている方
受講に当たってのご注意
新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、本講習会はオンライン会議ツールを用いたオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
講習会資料
スパコンに通じる並列プログラミングの基礎
2021.10.07
概要
R言語は、統計解析向けのプログラミング言語環境で、Pythonと並んで機械学習のライブラリが充実していることから、様々な分野での利用が期待されています。一方で、メモリ空間を大量に利用することでも知られており、大規模なデータを解析するためには大規模計算機システムが必要とされます。本セミナーでは一般的なRによるプログラミングと並列化の基礎、大規模計算機システムを用いた利用方法についてSQUIDを用いたハンズオン形式で行います。
こんな方におすすめです
- R言語を手持ちの計算機では処理しきれないデータをお持ちの方
- R言語の並列化をしたい方
受講に当たってのご注意
- 新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、本セミナーはオンライン会議ツールを用いたオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
- 本セミナーでは実習を行います。
- 発行したお試しアカウントは、セミナーから1週間ご自由にお使いいただけます。
講習会資料
Rハンズオンセミナー ~SQUIDでRを使おう~
2021.10.06
大阪大学サイバーメディアセンターでは、本センターが利用負担金を全額支援する公募型利用制度の説明会を11月10日(水)に開催いたします。
概要
本センターでは、大規模計算機システムを活用する研究開発の育成・高度化支援の観点から、今後の発展が見込まれる萌芽的な研究課題や、本センターの大規模計算機システムを最大限活用することで成果が見込まれる研究課題を公募しております。2022年度の公募型利用制度では、今後の発展が見込まれる萌芽的な研究課題を募集する「若手・女性研究者支援萌芽枠」、大規模計算機システムを最大限活用することで成果が見込まれる研究課題を募集する「大規模HPC支援枠」、人工知能技術を活用する研究課題を幅広く募集する「人工知能研究特設支援枠」から構成され、採択された場合は利用負担金が全額免除されます。本説明会では公募型利用制度の概要、申請書の書き方のコツについて説明します。具体的に申し込みを検討されている方向けの相談会も実施いたします。
多数の皆様方のご参加をお待ちしております。
プログラム
15:00 - 15:20 |
公募型利用制度の概要(サイバーメディアセンター 伊達進 准教授) |
15:20 - 15:40 |
申請書の書き方(サイバーメディアセンター 木戸善之 講師) |
15:40 - 16:00 |
個別相談(希望者のみ) |
参考情報
公募型利用制度
講習会資料
公募型利用制度の概要
申請書の書き方
2021.10.05
概要
本講習会では、ONIONの基本構成、基本機能について説明し、データの格納・参照手段や活用事例、ニーズに応じた使い方について紹介します。
ONIONとは
ONION(Osaka university Next-generation Infrastructure for Open research and open InnovatioN)とは、SQUIDと連携しているデータ集約基盤です。SQUIDのファイルシステムEXAScaler、WEBストレージサービスONION-file、オブジェクトストレージ ONION-objectで構成されています。
ONIONを活用することで、利用者のみなさまの環境とスーパーコンピュータ間のデータ移動が簡単になります。また、SQUIDやOCTOPUSのアカウントを持っていない海外や企業の共同研究者の方と即座に計算結果を共有する、スマートフォンからデータ操作をするといったことができるなど、様々な利用方法が考えられます。もちろん、研究室の研究データの保存・共有などにもお使いいただけます。
こんな方におすすめです
- SQUID上のファイルをGUIを通して操作したい方
- SQUIDのストレージと他のストレージを連携させたい方
- オブジェクトストレージに興味がある方
受講に当たってのご注意
- 新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、本講習会はオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
参考情報
ONION(システム紹介)
ファイル転送方法(WEBブラウザ)
ファイル転送方法(S3)
講習会資料
ONION活用講習会
2021.09.22
概要
本講習会では、SQUIDに導入されているSingularityを利用したコンテナジョブの投入方法と、コンテナのカスタマイズ方法を説明します。
コンテナとは
ホストOS上で仮想環境を構築する仮想化技術の1種です。SQUIDのように多数のユーザで共用するスーパーコンピュータシステムにおいても、Singularityコンテナ内ではユーザ自身で必要なソフトウェアをインストールすることができ、柔軟な環境構築が可能です。また、Docker Hub などのコンテナ共有サービスでは有志が作成した多数のコンテナが公開されており、それらをダウンロード、カスタマイズして利用することもできます。
こんな方におすすめです
- コンテナ技術に興味のある方
- SQUID上で独自の環境を構築したい方
- 利用予定のソフトウェアやライブラリの組み合わせが複雑な方
受講に当たってのご注意
- 新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、本講習会はオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
- 本講習会では実習は行いませんが、ご希望の方には講習会用お試しアカウントを発行いたします。
- 発行した講習会用お試しアカウントは、講習会から1週間ご自由にお使いいただけます。
参考情報
コンテナ利用方法(SQUID)
講習会資料
コンテナ入門(pdf)
2021.09.10
概要
本講習会では並列プログラミング手法として一般的なOpenMP、MPI、ベクトルプロセッサで利用できる自動並列化機能による並列プログラミングの基礎と利用方法を説明します。スーパーコンピュータを1週間自由に使える「無料お試しアカウント」付きです。
OpenMPとは
OpenMPとは、プログラム中に"指示行"と呼ばれる記述を追加することでノード内並列化(共有メモリ並列処理)を行う方法です。指示行の挿入のみで並列化が可能なため、プログラミングの負担が少なく移植性が高いという利点があります。ただしノードを跨いだ並列化は行えないため、大規模な並列化を行うにはMPIと組み合わせてプログラミングを行う必要があります。なお、Fortran 言語と C 言語で記述が少し異なります。
MPIとは
MPIとは、分散メモリ並列処理におけるメッセージパッシング(複数のプロセス間でデータをやり取りするために用いるメッセージ通信操作)の標準規格のことです。ノード間をまたがる並列化が可能となるため、その分大きなメモリ空間が利用可能になります。ただし、ユーザ自身で処理の分割やノード間の通信を指示する必要があるため、プログラミングの負担がやや大きくなります。
こんな方におすすめです
- プログラムを高速化/並列化したいが、その方法がわからない方
- Unix の基礎知識(基本的なコマンドやemacs、viなどのエディタが使える)がある方
- C、Fortran によるプログラム経験がある方
受講に当たってのご注意
新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、本講習会はオンライン会議ツールを用いたオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
参考情報
OpenMP利用方法(SQUID)
MPI利用方法(SQUID)
MPI+OpenMP利用方法(SQUID)
講習会資料
ベクトルエンジン向けC/C++コンパイラの使い方
ベクトルエンジン向けFortranコンパイラの使い方
並列プログラミング入門 OpenMP・自動並列
並列プログラミング入門 MPI
2021.09.10
概要
本講習会では、SQUIDのベクトルノード群に搭載されているベクトルプロセッサ(SX-Aurora TSUBASA)で動作するプログラムの高速化を目的とし、性能測定や基礎的なチューニング手法を説明します。スーパーコンピュータを1週間自由に使える「無料お試しアカウント」付きです。
こんな方におすすめです
- SX-Aurora TSUBASAのプログラムを高速化したいが、その方法がわからない方
- Unix の基礎的な知識(エディタが使える等)がある方
- C, Fortran によるプログラム経験がある方
受講に当たってのご注意
- 新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、本講習会はオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
- 本講習会では実習は行いませんが、ご希望の方には講習会用お試しアカウントを発行いたします。
- 発行した講習会用お試しアカウントは、講習会から1週間ご自由にお使いいただけます。
参考情報
ベクトルノード利用方法
講習会資料
Vector Engine 向け Fortran コンパイラの使い方
Vector Engine 向け C/C++ コンパイラの使い方
演習資料
2021.09.10
概要
本講習会では、GPUおよびGPUを用いた計算の特徴や概要を説明し、OpenACCによるGPUプログラミング手法の基礎を学びます。
GPUとは
本来はコンピュータの画像や映像の処理を担当する画像処理装置(Graphics Processing Unit)です。CPUと比べて複雑な命令は苦手ですが、単純な演算性能は非常に高いため、画像処理以外も行うGPGPU(General-Purpose GPU)として近年のスーパーコンピュータに搭載されています。GPUで計算を行うには、CUDAやOpenACCによるプログラミングが必要になります。
こんな方におすすめです
- GPUコンピューティングに興味のある方
- 計算にGPUを利用中、もしくは利用予定のある方
- OpenACCを利用中、もしくは利用予定のある方
受講に当たってのご注意
- 新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、本講習会はオンライン会議ツール「Webex」を用いたオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
参考情報
GPU利用方法(SQUID)
GPU利用方法(OCTOPUS)
2021.08.05
概要
本ミニキャンプは、GPUでの解決を目指す課題をお持ちの利用者、および、今後大阪大学サイバーメディアセンターのスーパーコンピュータのGPUをご利用予定の方を対象として、GPUの利活用に詳しいメンターからの助言のもとで、本センターのスーパーコンピュータ SQUIDのGPU (NVIDIA A100)の利用を通じて問題解決にチャレンジする機会を提供します。より具体的には、参加者自身が、課題を抱えるコードやデータセットを持ち込み、メンターからの助言を受けながら、ディープラーニング、CUDA、OpenACCなどに関連した課題をSQUIDを活用して解決することを目指します。今回はディープラーニングなど高性能データ分析の課題を特に歓迎します。
ミニキャンプ実施期間中、本センターではSQUID GPUノードを提供いたします。SQUIDのGPU 1ノードを2チームで利用いただき、1チームあたり4GPUをご利用いただけます(初日の9月28日と最終日の10月1日は参加者および関係者のみで使える設定となりますが、それ以外は他の利用者との共有利用になります)。ミニキャンプ終了後も、10月8日まで引きつづき無償でご利用いただけます。
SQUIDのシステム詳細はこちらをご覧ください。
参加資格
本ミニキャンプには、学術機関の方だけでなく、企業の方もご参加いただけます。
- 本センターの利用資格を満たし、利用規定を遵守いただける方
- 本センターのSQUIDのGPU利用に関心のある方
- 課題となるコードやデータセットをお持ちの方
プログラム
Day1:9月28日
Zoomへの接続は 9:30 より行っていただけます。
10:00 - 10:10 |
趣旨説明 |
10:10 - 12:00 |
キャンプ事前準備
- 参加者の自己紹介・課題紹介
- スーパーコンピュータSQUIDの紹介
- SQUIDへのログイン
|
12:00 - 13:00 |
昼食休憩 |
13:00 - 16:30 |
実践(自由に離席、休憩可能) |
16:30 - 16:50 |
進捗確認 |
Day2,3:9月29日~30日
各自で課題に取り組んでいただきます。この間、メンターとはslackでは繋がっていますので適宜ご相談いただけます。(ベストエフォート対応となりますので、即座に回答がくるとは限らない点はあらかじめご了承ください)
Day4:10月1日
Zoomへの接続は 9:30 より行っていただけます。
10:00 - 10:30 |
情報交換(これまでの結果等について情報共有) |
10:30 - 16:00 |
実践(自由に離席、休憩可能)
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16:00 - 17:00 |
成果報告 |
メンター(予定)
村上 真奈(エヌビディア合同会社 シニアソリューションアーキテクト)
山崎 和博(エヌビディア合同会社 ディープラーニングソリューションアーキテクト)
阮 佩穎(エヌビディア合同会社 ディープラーニングソリューションアーキテクト)
丹 愛彦(エヌビディア合同会社 HPCソリューションアーキテクト)
太田 満久(株式会社ブレインパッド チーフデータテクノロジーオフィサー/ TensorFlow User Group)
藤原 秀平(株式会社ディー・エヌ・エー ソフトウェアエンジニア / TensorFlow User Group)
大友 広幸(東京工業大学 横田理央研究室 博士課程2年)
メンター見習い(予定)
秋吉圭輔 (大阪大学大学院情報科学研究科 博士前期課程1年)
吉田 薪史 (大阪大学大学院情報科学研究科 博士前期課程1年)
受講に当たってのご注意
新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、本セミナーはオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。接続方法については、別途連絡いたします。
2021.08.04
概要
本講習会ではスーパーコンピュータでの計算に必要となる、ジョブスクリプトの投入による計算機利用(バッチ利用)の概要を説明し、サイバーメディアセンターのシステムを利用するためのジョブの投入方法を学びます。講習会の後半では応用テクニックやコンテナ利用など、高度なジョブの投入方法を紹介します。スーパーコンピュータを1週間自由に使える「無料お試しアカウント」付きです。
以下のような方におすすめです
- Unix の基礎的な知識(エディタが使える等)がある方
- これからスパコンを利用する方、利用方法に興味がある方
- スーパーコンピュータの高度/特殊な使い方を検討している方
受講に当たってのご注意
- 新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、本講習会はオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
- 本講習会では実習は行いませんが、ご希望の方には講習会用お試しアカウントを発行いたします。
- 発行した講習会用お試しアカウントは、講習会から1週間ご自由にお使いいただけます。
講習会資料
スーパーコンピュータバッチシステム入門/応用