2024.02.01

PHASE/0講習会 −高性能計算・データ分析基盤システム SQUIDを用いたハンズオン−

開催趣旨

概要

密度汎関数理論に基づく第一原理電子状態計算および分子動力学計算のための大規模並列対応の汎用アプリケーションである PHASE/0 の講習会を行います。今回の講習会では、PHASE/0を用いた電子状態計算にご興味のある方を対象に、PHASE/0の概要と基本的な使い方を、大阪大学サイバーメディアセンターの高性能計算・データ分析基盤システム SQUIDを利用して、実際にPHASE/0に触れていただきながら講習を行います。実験研究者や大学院生のご参加を歓迎いたします。

 

以下のような方におすすめです

  • 国公私立大学・高専の教員・学生・研究生
  • 研究機関研究員
  • 企業に所属する研究者・技術者

 

受講に当たってのご注意

  • SQUIDへのSSH接続
    事前に接続の可否をご確認ください。
    *SSH接続ができない場合には、SQUIDでの実習が行えません。
    *SCP接続ができない場合には、ノートパソコンとSQUID間でのファイルのやり取りができません。
  •  

  • web会議システムZoom
    Zoomアプリを用いた接続をお願いします。事前に接続の可否をご確認ください。
  •  

  • 講習でご利用頂くパソコン
    端末として利用するパソコンには、以下のソフトウェアを事前にインストールしてください。

     

  • Linuxの知識
    Linuxの基本操作(ディレクトリ移動やファイル操作など)ができる方
    Linux上のエディタを使用して、テキストファイルの編集ができる方
  •  

    参加申し込み

    以下のフォームにて申し込みを受け付けております。
    こちらよりお申し込みください / Please register here

     

    プログラム

    13:00-13:30 SQUIDの説明(ログイン、ファイル転送、ジョブ投入)
    13:30- PHASE/0の機能紹介、第一原理バンド計算入門(講義)
    計算実習
    <休憩>(15分程度)
    -17:00 計算実習
    17:00 終了

     

    講習会資料

    本講習会で使用するテキストは、前日までに配布いたします。
     

    お問い合わせ

    hpci-workshop[-at-]hpci-office.jpまでお問い合わせください。
    ([-at-]は@にしてください)
2023.11.09

AkaiKKR講習会 −高性能計算・データ分析基盤システム SQUIDを用いたハンズオン−

開催趣旨

概要

KKRグリーン関数法を用いた第一原理電子状態計算プログラム AkaiKKR の講習会を行います。KKRグリーン関数法は、高速、高精度、コンパクト性などの特徴を持つ全電子計算手法です。AkaiKKRはこれにコヒーレントポテンシャル近似(CPA)を組み込んでいます。そのため、通常の規則結晶だけでなく、不純物系や不規則置換合金、混晶といった不規則系を取り扱う事ができます。この手法では系のグリーン関数を直接計算するので、線形応答理論や多体問題などへの応用にも向いています。 今回の講習会では、AkaiKKRを用いた電子状態計算にご興味のある方を対象に、AkaiKKRの概要と基本的な使い方を、大阪大学サイバーメディアセンターの高性能計算・データ分析基盤システム SQUID を利用して、実際にAkaiKKRに触れていただきながら講習を行います。特に、初めてAkaiKKRを実行する民間企業の研究・技術者、実験研究者、大学院生のご参加を歓迎いたします。

 

以下のような方におすすめです

  • HPCIのユーザの方、HPCIを利用する予定がある、または利用を検討している方
  • SQUIDのユーザの方、SQUIDを利用する予定がある、または利用を検討している方

 

受講に当たってのご注意

  • SQUIDへのSSH接続
    事前に接続の可否をご確認ください。
    *SSH接続が出来ない場合には、SQUIDでの実習が行えません。
  •  

  • web会議システムZoom
    Zoomアプリを用いた接続をお願いします。事前に接続の可否をご確認ください。
  •  

  • Linuxの基本的なコマンドの使い方
    ハンズオンでは、Linuxを使用します。基本的なコマンドの使い方(cat、ls、cd、pwd、cp、tar)を事前にご確認ください。
    *Linux初心者向けの簡単な資料も用意しています。受講される方には、他の資料と同様に配布いたします。
  •  

  • テキストエディタ(viまたはEmacs)の使い方
    ハンズオンでは、簡単にテキストファイルの編集を行っていただきます。テキストエディタとして、viあるいはEmacsを使用していただきますので、基本的な使い方を事前にご確認ください。

 

参加申し込み

以下のフォームにて申し込みを受け付けております。
こちらよりお申し込みください / Please register here

 

プログラム

10:00-12:30 AkaiKKRの概要の説明
12:30-13:30 <ランチタイム>
13:30-14:00 SQUIDへのログイン、演習環境設定
14:00-15:15 実習1
15:15-15:45 <休憩>
15:45-17:00 実習2

 

講習会資料

本講習会で使用するテキストは、当日に配布いたします。
 

お問い合わせ

hpci-workshop[-at-]hpci-office.jpまでお問い合わせください。
([-at-]は@にしてください)
2023.08.28

GPUプログラミング実践(OpenACC)

概要

本講習会では、OpenACCによるGPUプログラミングの最適化手法やテクニック、複数GPUでの並列実行方法など、応用的なGPUプログラミングを中心に学びます。
 

    GPUとは

    本来はコンピュータの画像や映像の処理を担当する画像処理装置(Graphics Processing Unit)です。CPUと比べて複雑な命令は苦手ですが、単純な演算性能は非常に高いため、画像処理以外も行うGPGPU(General-Purpose GPU)として近年のスーパーコンピュータに搭載されています。GPUで計算を行うには、CUDAやOpenACCによるプログラミングが必要になります。

 

こんな方におすすめです

 

受講に当たってのご注意

  • 本講習会はオンライン会議ツールを用いたオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。

 

参考情報

GPU利用方法(SQUID)
GPU利用方法(OCTOPUS)

2023.08.28

GPUプログラミング入門(OpenACC)

本講習会は6月27日に開催した同名の講習会と基本的に同じ内容です。
 

概要

本講習会では、GPUおよびGPUを用いた計算の特徴や概要を説明し、OpenACCによるGPUプログラミング手法の基礎を学びます。
 

    GPUとは

    本来はコンピュータの画像や映像の処理を担当する画像処理装置(Graphics Processing Unit)です。CPUと比べて複雑な命令は苦手ですが、単純な演算性能は非常に高いため、画像処理以外も行うGPGPU(General-Purpose GPU)として近年のスーパーコンピュータに搭載されています。GPUで計算を行うには、CUDAやOpenACCによるプログラミングが必要になります。

 

こんな方におすすめです

  • GPUコンピューティングに興味のある方
  • 計算にGPUを利用中、もしくは利用予定のある方
  • OpenACCを利用中、もしくは利用予定のある方

 

受講に当たってのご注意

  • 本講習会はオンライン会議ツールを用いたオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。

 

参考情報

GPU利用方法(SQUID)
GPU利用方法(OCTOPUS)

2023.08.03

スーパーコンピュータ バッチシステム入門 / 応用

本講習会は6月14日に開催した同名の講習会と基本的に同じ内容です。
 

概要

本講習会ではスーパーコンピュータでの計算に必要となる、ジョブスクリプトの投入による計算機利用(バッチ利用)の概要を説明し、サイバーメディアセンターのシステムを利用するためのジョブの投入方法を学びます。講習会の後半では応用テクニックやコンテナ利用など、高度なジョブの投入方法を紹介します。スーパーコンピュータを1週間自由に使える「無料お試しアカウント」付きです。
 

以下のような方におすすめです

  • Unix の基礎的な知識(エディタが使える等)がある方
  • これからスパコンを利用する方、利用方法に興味がある方
  • スーパーコンピュータの高度/特殊な使い方を検討している方

 

受講に当たってのご注意

  • 本講習会はオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
  • 本講習会では実習を行いますので、ご希望の方には講習会用お試しアカウントを発行いたします。
  • 発行した講習会用お試しアカウントは、講習会から1週間ご自由にお使いいただけます。

 

講習会資料

スーパーコンピュータバッチシステム入門/応用

2023.08.03

汎用CPUノード 高速化技法の基礎(Intelコンパイラ)

本講習会は6月22日に開催した同名の講習会と基本的に同じ内容です。
 

概要

本講習会では、SQUIDやOCTOPUSに導入されているIntelコンパイラの概要、及びIntelコンパイラで利用可能な各種オプションを紹介し、これらを活用したチューニング手法について学びます。スーパーコンピュータを1週間自由に使える「無料お試しアカウント」付きです。
 

こんな方におすすめです

  • OCTOPUSやSQUIDの汎用CPUノードを利用している方
  • 自身でプログラムの開発、デバッグを行っている方
  • プログラムを高速化したいが、その方法がわからない方

 

受講に当たってのご注意

  • 本講習会はオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
  • 本講習会では実習は行いませんが、ご希望の方には講習会用お試しアカウントを発行いたします。
  • 発行した講習会用お試しアカウントは、講習会から1週間ご自由にお使いいただけます。

 

講習会資料

汎用CPUノード高速化技法の基礎
補足資料

2023.08.03

並列プログラミング入門(OpenMP/MPI)

本講習会は6月23日に開催した同名の講習会と基本的に同じ内容です。
 

概要

本講習会では並列プログラミング手法として一般的なOpenMP、MPI、ベクトルプロセッサで利用できる自動並列化機能による並列プログラミングの基礎と利用方法を説明します。スーパーコンピュータを1週間自由に使える「無料お試しアカウント」付きです。
 

    OpenMPとは

    OpenMPとは、プログラム中に"指示行"と呼ばれる記述を追加することでノード内並列化(共有メモリ並列処理)を行う方法です。指示行の挿入のみで並列化が可能なため、プログラミングの負担が少なく移植性が高いという利点があります。但しノードを跨いだ並列化は行えないため、大規模な並列化を行うにはMPIと組み合わせてプログラミングを行う必要があります。なお、Fortran 言語と C 言語で記述が少し異なります。
     

    MPIとは

    MPIとは、分散メモリ並列処理におけるメッセージパッシング(複数のプロセス間でデータをやり取りするために用いるメッセージ通信操作)の標準規格のことです。ノード間を跨がる並列化が可能となるため、その分大きなメモリ空間が利用可能になります。但し、ユーザ自身で処理の分割やノード間の通信を指示する必要があるため、プログラミングの負担がやや大きくなります。
     

こんな方におすすめです

  • プログラムを高速化/並列化したいが、その方法がわからない方
  • Unix の基礎知識(基本的なコマンドやemacs、viなどのエディタが使える)がある方
  • C、Fortran によるプログラム経験がある方

 

受講に当たってのご注意

本講習会はオンライン会議ツールを用いたオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
 

参考情報

OpenMP利用方法(SQUID)
MPI利用方法(SQUID)
MPI+OpenMP利用方法(SQUID)
 

講習会資料

ベクトルエンジン向けC/C++コンパイラの使い方
ベクトルエンジン向けFortranコンパイラの使い方
並列プログラミング入門 OpenMP・自動並列
並列プログラミング入門 MPI

2023.08.03

コンテナ入門

概要

本講習会では、SQUIDに導入されているSingularityを利用したコンテナジョブの投入方法と、コンテナのカスタマイズ方法を説明します。
 

    コンテナとは

    ホストOS上で仮想環境を構築する仮想化技術の1種です。SQUIDのように多数のユーザで共用するスーパーコンピュータシステムにおいても、Singularityコンテナ内ではユーザ自身で必要なソフトウェアをインストールすることができ、柔軟な環境構築が可能です。また、Docker Hub などのコンテナ共有サービスでは有志が作成した多数のコンテナが公開されており、それらをダウンロード、カスタマイズして利用することもできます。

 

こんな方におすすめです

  • コンテナ技術に興味のある方
  • SQUID上で独自の環境を構築したい方
  • 利用予定のソフトウェアやライブラリの組み合わせが複雑な方

 

受講に当たってのご注意

  • 本講習会はオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
  • 本講習会では実習を行いませんが、ご希望の方には講習会用お試しアカウントを発行いたします。
  • 発行した講習会用お試しアカウントは、講習会から1週間ご自由にお使いいただけます。

 

参考情報

コンテナ利用方法(SQUID)
 

講習会資料

コンテナ入門(pdf)

2023.08.03

ONION-object 入門

概要

本講習会では、ONION-objectの概要について説明し、WebブラウザのGUIでの操作方法や、S3 APIを介した利用方法について学びます。ONION-objectを1週間お試しいただける「無料お試しアカウント」付きです。
 

    ONION-objectとは

    ONION-objectはCloudian製のHyperStoreで提供されるオブジェクトストレージです。一般的なオンラインストレージと同じくWebブラウザのGUIを通してファイルのアップロードやダウンロード、アクセス制御が可能です。また、AWS S3互換のオブジェクトストレージのため、クラウド連携アプリケーションそのままの操作感で、オンプレミスのONION-objectを利用することが可能です。なお、ONION-objectはSQUIDやOCTOPUSとは独立したストレージであり、ご利用には別途お申込が必要になります。サービス概要や利用のご相談・お申込みは、こちらのページをご参照ください。

 

こんな方におすすめです

  • オブジェクトストレージに興味のある方
  • S3 APIに対応したオンラインストレージをご利用になりたい方

 

受講に当たってのご注意

  • 本講習会はオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。

 

参考情報

ONION(システム紹介)
ONIONの使い方
 

講習会資料

ONIONの概要
ONION-object 簡易操作手順書

2023.08.03

SX-Aurora TSUBASA 高速化技法の基礎

本講習会は6月20日に開催した同名の講習会と基本的に同じ内容です。
 

概要

本講習会では、SQUIDのベクトルノード群に搭載されているSX-Aurora TSUBASA(ベクトルプロセッサ)で動作するプログラムの高速化を目的とし、性能測定や基礎的なチューニング手法を説明します。スーパーコンピュータを1週間自由に使える「無料お試しアカウント」付きです。
 

こんな方におすすめです

  • SX-Aurora TSUBASAのプログラムを高速化したいが、その方法がわからない方
  • Unix の基礎的な知識(エディタが使える等)がある方
  • C, Fortran によるプログラム経験がある方

 

受講に当たってのご注意

  • 本講習会はオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
  • 本講習会で実習は行いませんが、ご希望の方には講習会用お試しアカウントを発行いたします。
  • 発行した講習会用お試しアカウントは、講習会から1週間ご自由にお使いいただけます。

 

参考情報

ベクトルノード利用方法
 

講習会資料

Vector Engine 向け Fortran コンパイラの使い方
Vector Engine 向け C/C++ コンパイラの使い方
演習資料

2023.07.25

スパコンに通じる並列プログラミングの基礎

本講習会は5月31日に開催した同名の講習会と基本的に同じ内容です。
 

概要

本講習会では、並列プログラミングについて、まったくの初心者向けにその手法や考え方の基礎について紹介します。また、大規模な並列計算が可能な大型計算機やコンピュータシステムを扱うのに必要となるUnixについても、まったくの初心者でも困らないように簡単な概観を提示します。こうした並列システム、並列プログラミングについてあまり触れたことはないが興味のある方、その上で学習、研究をしようと考えている方はぜひご参加ください。
 

以下のような方におすすめです

  • 並列計算について興味はあるが、ハードウェアやソフトウェア技術について概要がわからないので、どこから始めたら良いかわからない学生、研究者
  • Unixを触ったことがあるが、様子がよくわからず勝手がつかめなかった方
  • 慣れていないが、並列計算を用いて学習、研究をしようと考えている方

 

受講に当たってのご注意

本講習会はオンライン会議ツールを用いたオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
 

講習会資料

スパコンに通じる並列プログラミングの基礎

2023.07.21

初めてのスパコン

本講習会は6月5日に開催した同名の講習会と基本的に同じ内容です。
 

概要

本講習会ではサイバーメディアセンターのスーパーコンピュータの基礎的な知識と、その使い方について学びます。大規模計算機システムを1週間自由に使用できる「無料お試しアカウント」を配布しますので、スーパーコンピュータを使った研究を検討している方に、大変おすすめできる内容となっています。
大学や高等専門学校の教員・学生であれば、誰でも受講は可能となっておりますので、お気軽にご参加いただければと思います。
 

こんな方におすすめです

  • これからスパコンを利用する方
  • Unix の基礎的な知識(エディタが使える等)がある方
  • スパコンの使い方に興味がある方

 

プログラム

9月1日(金)
13:30 - 14:00 スパコンの概要とCMCのスパコンの紹介
14:00 - 15:30 スパコンの使い方
 

受講に当たってのご注意

  • 本講習会はオンライン会議ツールを用いたオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
  • 本講習会では実習は行いませんが、ご希望の方には講習会用お試しアカウントを発行いたします。
  • 発行した講習会用お試しアカウントは、講習会から1週間ご自由にお使いいただけます。

 

講習会資料

スパコンの概要とCMCのスパコンの紹介
スパコンの使い方

2023.04.25

GPUプログラミング入門(OpenACC)

概要

本講習会では、GPUおよびGPUを用いた計算の特徴や概要を説明し、OpenACCによるGPUプログラミング手法の基礎を学びます。
 

    GPUとは

    本来はコンピュータの画像や映像の処理を担当する画像処理装置(Graphics Processing Unit)です。CPUと比べて複雑な命令は苦手ですが、単純な演算性能は非常に高いため、画像処理以外も行うGPGPU(General-Purpose GPU)として近年のスーパーコンピュータに搭載されています。GPUで計算を行うには、CUDAやOpenACCによるプログラミングが必要になります。

 

こんな方におすすめです

  • GPUコンピューティングに興味のある方
  • 計算にGPUを利用中、もしくは利用予定のある方
  • OpenACCを利用中、もしくは利用予定のある方

 

受講に当たってのご注意

  • 本講習会はオンライン会議ツールを用いたオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
2023.04.25

並列プログラミング入門(OpenMP/MPI)

概要

本講習会では並列プログラミング手法として一般的なOpenMP、MPI、ベクトルプロセッサで利用できる自動並列化機能による並列プログラミングの基礎と利用方法を説明します。スーパーコンピュータを1週間自由に使える「無料お試しアカウント」付きです。
 

    OpenMPとは

    OpenMPとは、プログラム中に"指示行"と呼ばれる記述を追加することでノード内並列化(共有メモリ並列処理)を行う方法です。指示行の挿入のみで並列化が可能なため、プログラミングの負担が少なく移植性が高いという利点があります。ただしノードを跨いだ並列化は行えないため、大規模な並列化を行うにはMPIと組み合わせてプログラミングを行う必要があります。なお、Fortran 言語と C 言語で記述が少し異なります。
     

    MPIとは

    MPIとは、分散メモリ並列処理におけるメッセージパッシング(複数のプロセス間でデータをやり取りするために用いるメッセージ通信操作)の標準規格のことです。ノード間をまたがる並列化が可能となるため、その分大きなメモリ空間が利用可能になります。ただし、ユーザ自身で処理の分割やノード間の通信を指示する必要があるため、プログラミングの負担がやや大きくなります。
     

こんな方におすすめです

  • プログラムを高速化/並列化したいが、その方法がわからない方
  • Unix の基礎知識(基本的なコマンドやemacs、viなどのエディタが使える)がある方
  • C、Fortran によるプログラム経験がある方

 

受講に当たってのご注意

本講習会はオンライン会議ツールを用いたオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
 

参考情報

OpenMP利用方法(SQUID)
MPI利用方法(SQUID)
MPI+OpenMP利用方法(SQUID)
 

講習会資料

ベクトルエンジン向けC/C++コンパイラの使い方
ベクトルエンジン向けFortranコンパイラの使い方
並列プログラミング入門 OpenMP・自動並列
並列プログラミング入門 MPI

2023.04.25

汎用CPUノード 高速化技法の基礎(Intelコンパイラ)

概要

本講習会では、SQUIDやOCTOPUSに導入されているIntelコンパイラの概要、及びIntelコンパイラで利用可能な各種オプションを紹介し、これらを活用したチューニング手法について学びます。スーパーコンピュータを1週間自由に使える「無料お試しアカウント」付きです。
 

こんな方におすすめです

  • OCTOPUSやSQUIDの汎用CPUノードを利用している方
  • 自身でプログラムの開発、デバッグを行っている方
  • プログラムを高速化したいが、その方法がわからない方

 

受講に当たってのご注意

  • 本講習会はオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
  • 本講習会では実習は行いませんが、ご希望の方には講習会用お試しアカウントを発行いたします。
  • 発行した講習会用お試しアカウントは、講習会から1週間ご自由にお使いいただけます。

 

講習会資料

汎用CPUノード高速化技法の基礎
補足資料

2023.04.25

SX-Aurora TSUBASA 高速化技法の基礎

概要

本講習会では、SQUIDのベクトルノード群に搭載されているベクトルプロセッサ(SX-Aurora TSUBASA)で動作するプログラムの高速化を目的とし、性能測定や基礎的なチューニング手法を説明します。スーパーコンピュータを1週間自由に使える「無料お試しアカウント」付きです。
 

こんな方におすすめです

  • SX-Aurora TSUBASAのプログラムを高速化したいが、その方法がわからない方
  • Unix の基礎的な知識(エディタが使える等)がある方
  • C, Fortran によるプログラム経験がある方

 

受講に当たってのご注意

  • 本講習会はオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
  • 本講習会で実習は行いませんが、ご希望の方には講習会用お試しアカウントを発行いたします。
  • 発行した講習会用お試しアカウントは、講習会から1週間ご自由にお使いいただけます。

 

参考情報

ベクトルノード利用方法
 

講習会資料

Vector Engine 向け Fortran コンパイラの使い方
Vector Engine 向け C/C++ コンパイラの使い方
演習資料

2023.04.25

ONION活用講習会

概要

本講習会では、ONIONの基本構成、基本機能について説明し、データの格納・参照手段や活用事例、ニーズに応じた使い方について紹介します。
 

    ONIONとは

    ONION(Osaka university Next-generation Infrastructure for Open research and open InnovatioN)とは、SQUIDと連携しているデータ集約基盤です。SQUIDのファイルシステムEXAScaler、WEBストレージサービスONION-file、オブジェクトストレージ ONION-objectで構成されています。
    ONIONを活用することで、利用者のみなさまの環境とスーパーコンピュータ間のデータ移動が簡単になります。また、SQUIDやOCTOPUSのアカウントを持っていない海外や企業の共同研究者の方と即座に計算結果を共有する、スマートフォンからデータ操作をするといったことができるなど、様々な利用方法が考えられます。もちろん、研究室の研究データの保存・共有などにもお使いいただけます。

 

こんな方におすすめです

  • SQUID上のファイルをGUIを通して操作したい方
  • SQUIDのストレージと他のストレージを連携させたい方
  • オブジェクトストレージに興味がある方

 

受講に当たってのご注意

  • 本講習会はオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。

 

参考情報

ONION(システム紹介)
ファイル転送方法(WEBブラウザ)
ファイル転送方法(S3)
 

講習会資料

講習会終了後に、公開予定です。昨年度の講習会資料はこちらから閲覧可能です。
ONION活用講習会

2023.04.25

スーパーコンピュータ バッチシステム入門 / 応用

概要

本講習会ではスーパーコンピュータでの計算に必要となる、ジョブスクリプトの投入による計算機利用(バッチ利用)の概要を説明し、サイバーメディアセンターのシステムを利用するためのジョブの投入方法を学びます。講習会の後半では応用テクニックやコンテナ利用など、高度なジョブの投入方法を紹介します。スーパーコンピュータを1週間自由に使える「無料お試しアカウント」付きです。
 

以下のような方におすすめです

  • Unix の基礎的な知識(エディタが使える等)がある方
  • これからスパコンを利用する方、利用方法に興味がある方
  • スーパーコンピュータの高度/特殊な使い方を検討している方

 

受講に当たってのご注意

  • 本講習会はオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
  • 本講習会では実習は行いませんが、ご希望の方には講習会用お試しアカウントを発行いたします。
  • 発行した講習会用お試しアカウントは、講習会から1週間ご自由にお使いいただけます。

 

講習会資料

スーパーコンピュータバッチシステム入門/応用

2023.04.25

OpenMP入門

概要

本講習会ではOpenMPによる一般的な並列プログラミングの基礎とその利用方法を Fortran 言語及び C 言語を用いた実習により説明します。スーパーコンピュータを1週間自由に使える「無料お試しアカウント」付きです。
 

    OpenMPとは

    OpenMPとは、プログラム中に"指示行"と呼ばれる記述を追加することでノード内並列化(共有メモリ並列処理)を行う方法です。指示行の挿入のみで並列化が可能なため、プログラミングの負担が少なく移植性が高いという利点があります。ただしノードを跨いだ並列化は行えないため、大規模な並列化を行うにはMPIと組み合わせてプログラミングを行う必要があります。なお、Fortran 言語と C 言語で記述が少し異なります。
     

    こんな方におすすめです

    • プログラムを高速化/並列化したいが、その方法がわからない方
    • Unix の基礎知識(基本的なコマンドやemacs,viなどのエディタが使える)がある方
    • C, Fortran によるプログラム経験がある方

     
     

受講に当たってのご注意

  • 本講習会はオンライン会議ツールを用いたオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
  • 本講習会では実習を行います。こちらを参考にSQUIDへのログインについて事前にご確認ください。
  • 発行した講習会用お試しアカウントは、講習会から1週間ご自由にお使いいただけます。

 

参考情報

OpenMP利用方法(SQUID)
OpenMP利用方法(OCTOPUS)
 

講習会資料

OpenMP入門

2023.04.24

初めてのスパコン

概要

本講習会ではサイバーメディアセンターのスーパーコンピュータの基礎的な知識と、その使い方について学びます。大規模計算機システムを1週間自由に使用できる「無料お試しアカウント」を配布しますので、スーパーコンピュータを使った研究を検討している方に、大変おすすめできる内容となっています。
大学や高等専門学校の教員・学生であれば、誰でも受講は可能となっておりますので、お気軽にご参加いただければと思います。
 

こんな方におすすめです

  • これからスパコンを利用する方
  • Unix の基礎的な知識(エディタが使える等)がある方
  • スパコンの使い方に興味がある方

 

プログラム

6月5日(月)
13:30 - 14:00 スパコンの概要とCMCのスパコンの紹介
14:00 - 15:30 スパコンの使い方
 

受講に当たってのご注意

  • 本講習会はオンライン会議ツールを用いたオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
  • 本講習会では実習は行いませんが、ご希望の方には講習会用お試しアカウントを発行いたします。
  • 発行した講習会用お試しアカウントは、講習会から1週間ご自由にお使いいただけます。

 

講習会資料

スパコンの概要とCMCのスパコンの紹介
スパコンの使い方

2023.04.24

スパコンに通じる並列プログラミングの基礎

概要

本講習会では、並列プログラミングについて、まったくの初心者向けにその手法や考え方の基礎について紹介します。また、大規模な並列計算が可能な大型計算機やコンピュータシステムを扱うのに必要となるUnixについても、まったくの初心者でも困らないように簡単な概観を提示します。こうした並列システム、並列プログラミングについてあまり触れたことはないが興味のある方、その上で学習、研究をしようと考えている方はぜひご参加ください。
 

以下のような方におすすめです

  • 並列計算について興味はあるが、ハードウェアやソフトウェア技術について概要がわからないので、どこから始めたら良いかわからない学生、研究者
  • Unixを触ったことがあるが、様子がよくわからず勝手がつかめなかった方
  • 慣れていないが、並列計算を用いて学習、研究をしようと考えている方

 

受講に当たってのご注意

本講習会はオンライン会議ツールを用いたオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
 

講習会資料

スパコンに通じる並列プログラミングの基礎

2023.02.09

ONION-object 入門

概要

本講習会では、ONION-objectの概要について説明し、WebブラウザのGUIでの操作方法や、S3 APIを介した利用方法について学びます。ONION-objectを1週間お試しいただける「無料お試しアカウント」付きです。
 

    ONION-objectとは

    ONION-objectはCloudian製のHyperStoreで提供されるオブジェクトストレージです。一般的なオンラインストレージと同じくWebブラウザのGUIを通してファイルのアップロードやダウンロード、アクセス制御が可能です。また、AWS S3互換のオブジェクトストレージのため、クラウド連携アプリケーションそのままの操作感で、オンプレミスのONION-objectを利用することが可能です。なお、ONION-objectはSQUIDやOCTOPUSとは独立したストレージであり、ご利用には別途お申込が必要になります。サービス概要や利用のご相談・お申込みは、こちらのページをご参照ください。

 

こんな方におすすめです

  • オブジェクトストレージに興味のある方
  • S3 APIに対応したオンラインストレージをご利用になりたい方

 

受講に当たってのご注意

  • 新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、本講習会はオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。

 

参考情報

ONION(システム紹介)
ONIONの使い方
 

講習会資料

ONIONの概要&ONION-object 簡易操作手順書

2023.01.04

コンテナ入門

概要

本講習会では、SQUIDに導入されているSingularityを利用したコンテナジョブの投入方法と、コンテナのカスタマイズ方法を説明します。
 

    コンテナとは

    ホストOS上で仮想環境を構築する仮想化技術の1種です。SQUIDのように多数のユーザで共用するスーパーコンピュータシステムにおいても、Singularityコンテナ内ではユーザ自身で必要なソフトウェアをインストールすることができ、柔軟な環境構築が可能です。また、Docker Hub などのコンテナ共有サービスでは有志が作成した多数のコンテナが公開されており、それらをダウンロード、カスタマイズして利用することもできます。

 

こんな方におすすめです

  • コンテナ技術に興味のある方
  • SQUID上で独自の環境を構築したい方
  • 利用予定のソフトウェアやライブラリの組み合わせが複雑な方

 

受講に当たってのご注意

  • 新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、本講習会はオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
  • 本講習会では実習を行いませんが、ご希望の方には講習会用お試しアカウントを発行いたします。
  • 発行した講習会用お試しアカウントは、講習会から1週間ご自由にお使いいただけます。

 

参考情報

コンテナ利用方法(SQUID)
 

講習会資料

コンテナ入門(pdf)

2022.07.14

GPUプログラミング実践(OpenACC)

概要

本講習会では、OpenACCによるGPUプログラミングの最適化手法やテクニック、複数GPUでの並列実行方法など、応用的なGPUプログラミングを中心に学びます。
 

    GPUとは

    本来はコンピュータの画像や映像の処理を担当する画像処理装置(Graphics Processing Unit)です。CPUと比べて複雑な命令は苦手ですが、単純な演算性能は非常に高いため、画像処理以外も行うGPGPU(General-Purpose GPU)として近年のスーパーコンピュータに搭載されています。GPUで計算を行うには、CUDAやOpenACCによるプログラミングが必要になります。

 

こんな方におすすめです

 

受講に当たってのご注意

  • 新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、本講習会はオンライン会議ツールを用いたオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。

 

参考情報

GPU利用方法(SQUID)
GPU利用方法(OCTOPUS)
 

2022.07.14

GPUプログラミング入門(OpenACC)

本講習会は8月30日に開催した同名の講習会と基本的に同じ内容です。
 

概要

本講習会では、GPUおよびGPUを用いた計算の特徴や概要を説明し、OpenACCによるGPUプログラミング手法の基礎を学びます。
 

    GPUとは

    本来はコンピュータの画像や映像の処理を担当する画像処理装置(Graphics Processing Unit)です。CPUと比べて複雑な命令は苦手ですが、単純な演算性能は非常に高いため、画像処理以外も行うGPGPU(General-Purpose GPU)として近年のスーパーコンピュータに搭載されています。GPUで計算を行うには、CUDAやOpenACCによるプログラミングが必要になります。

 

こんな方におすすめです

  • GPUコンピューティングに興味のある方
  • 計算にGPUを利用中、もしくは利用予定のある方
  • OpenACCを利用中、もしくは利用予定のある方

 

受講に当たってのご注意

  • 新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、本講習会はオンライン会議ツールを用いたオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。

 

参考情報

GPU利用方法(SQUID)
GPU利用方法(OCTOPUS)

2022.07.14

AkaiKKR講習会 −全国共同利用大規模並列計算システムOCTOPUSを用いたハンズオン−

開催趣旨

概要

KKRグリーン関数法を用いた第一原理電子状態計算プログラム AkaiKKR の講習会を行います。KKRグリーン関数法は、高速、高精度、コンパクト性などの特徴を持つ全電子計算手法です。AkaiKKRはこれにコヒーレントポテンシャル近似(CPA)を組み込んでいます。そのため、通常の規則結晶だけでなく、不純物系や不規則置換合金、混晶といった不規則系を取り扱う事ができます。この手法では系のグリーン関数を直接計算するので、線形応答理論や多体問題などへの応用にも向いています。 今回の講習会では、AkaiKKRを用いた電子状態計算にご興味のある方を対象に、AkaiKKRの概要と基本的な使い方を、大阪大学サイバーメディアセンターの全国共同利用大規模並列計算システムOCTOPUSを利用して、実際にAkaiKKRに触れていただきながら講習を行います。特に、初めてAkaiKKRを実行する民間企業の研究・技術者、実験研究者、大学院生のご参加を歓迎いたします。

 

以下のような方におすすめです

  • HPCIのユーザの方、HPCIを利用する予定がある、または利用を検討している方
  • OCTOPUSのユーザの方、OCTOPUSを利用する予定がある、または利用を検討している方

 

受講に当たってのご注意

  • OCTOPUSへのSSH接続
    事前に接続の可否をご確認ください。
    *SSH接続が出来ない場合には、OCTOPUSでの実習が行えません。
  • web会議システムZoom
    Zoomアプリを用いた接続をお願いします。事前に接続の可否をご確認ください。
  • Linuxの基本的なコマンドの使い方
    ハンズオンでは、Linuxを使用します。基本的なコマンドの使い方(cat、ls、cd、pwd、cp、tar)を事前にご確認ください。
    *Linux初心者向けの簡単な資料も用意しています。受講者の方には、他の資料と同様に配布いたします。
  • テキストエディタ(viまたはEmacs)の使い方
    ハンズオンでは、簡単にテキストファイルの編集を行っていただきます。テキストエディタとして、viあるいはEmacsを使用していただきますので、基本的な使い方を事前にご確認ください。

 

参加申し込み

以下のフォームにて申し込みを受け付けております。
こちらよりお申し込みください / Please register here

 

プログラム

10:00-12:30 AkaiKKRの概要の説明
12:30-13:30 <ランチタイム>
13:30-14:00 OCTOPUSへのログイン、演習環境設定
14:00-15:15 実習1
15:15-15:45 <休憩>
15:45-17:00 実習2

 
*プログラムは予告なく変更する場合があります。
 

講習会資料

本講習会で使用するテキストは、当日に配布いたします。
 

お問い合わせ

hpci-workshop[-at-]hpci-office.jpまでお問い合わせください。
([-at-]は@にしてください)
2022.07.14

スーパーコンピュータ バッチシステム入門 / 応用

本講習会は6月22日に開催した同名の講習会と基本的に同じ内容です。
 

概要

本講習会ではスーパーコンピュータでの計算に必要となる、ジョブスクリプトの投入による計算機利用(バッチ利用)の概要を説明し、サイバーメディアセンターのシステムを利用するためのジョブの投入方法を学びます。講習会の後半では応用テクニックやコンテナ利用など、高度なジョブの投入方法を紹介します。スーパーコンピュータを1週間自由に使える「無料お試しアカウント」付きです。
 

以下のような方におすすめです

  • Unix の基礎的な知識(エディタが使える等)がある方
  • これからスパコンを利用する方、利用方法に興味がある方
  • スーパーコンピュータの高度/特殊な使い方を検討している方

 

受講に当たってのご注意

  • 新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、本講習会はオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
  • 本講習会では実習は行いませんが、ご希望の方には講習会用お試しアカウントを発行いたします。
  • 発行した講習会用お試しアカウントは、講習会から1週間ご自由にお使いいただけます。

 

講習会資料

講習会終了後に公開予定です。昨年度の講習会資料はこちらから閲覧可能です。

2022.07.14

並列プログラミング入門(OpenMP/MPI)

本講習会は6月16日に開催した同名の講習会と基本的に同じ内容です。
 

概要

本講習会では並列プログラミング手法として一般的なOpenMP、MPI、ベクトルプロセッサで利用できる自動並列化機能による並列プログラミングの基礎と利用方法を説明します。スーパーコンピュータを1週間自由に使える「無料お試しアカウント」付きです。
 

    OpenMPとは

    OpenMPとは、プログラム中に"指示行"と呼ばれる記述を追加することでノード内並列化(共有メモリ並列処理)を行う方法です。指示行の挿入のみで並列化が可能なため、プログラミングの負担が少なく移植性が高いという利点があります。ただしノードを跨いだ並列化は行えないため、大規模な並列化を行うにはMPIと組み合わせてプログラミングを行う必要があります。なお、Fortran 言語と C 言語で記述が少し異なります。
     

    MPIとは

    MPIとは、分散メモリ並列処理におけるメッセージパッシング(複数のプロセス間でデータをやり取りするために用いるメッセージ通信操作)の標準規格のことです。ノード間をまたがる並列化が可能となるため、その分大きなメモリ空間が利用可能になります。ただし、ユーザ自身で処理の分割やノード間の通信を指示する必要があるため、プログラミングの負担がやや大きくなります。
     

こんな方におすすめです

  • プログラムを高速化/並列化したいが、その方法がわからない方
  • Unix の基礎知識(基本的なコマンドやemacs、viなどのエディタが使える)がある方
  • C、Fortran によるプログラム経験がある方

 

受講に当たってのご注意

新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、本講習会はオンライン会議ツールを用いたオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
 

参考情報

OpenMP利用方法(SQUID)
MPI利用方法(SQUID)
MPI+OpenMP利用方法(SQUID)
 

講習会資料

ベクトルエンジン向けC/C++コンパイラの使い方
ベクトルエンジン向けFortranコンパイラの使い方
並列プログラミング入門 OpenMP・自動並列
並列プログラミング入門 MPI

2022.07.14

汎用CPUノード 高速化技法の基礎(Intelコンパイラ)

概要

本講習会では、SQUIDやOCTOPUSに導入されているIntelコンパイラの概要、及びIntelコンパイラで利用可能な各種オプションを紹介し、これらを活用したチューニング手法について学びます。スーパーコンピュータを1週間自由に使える「無料お試しアカウント」付きです。
 

こんな方におすすめです

  • OCTOPUSやSQUIDの汎用CPUノードを利用している方
  • 自身でプログラムの開発、デバッグを行っている方
  • プログラムを高速化したいが、その方法がわからない方

 

受講に当たってのご注意

  • 新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、本講習会はオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
  • 本講習会では実習は行いませんが、ご希望の方には講習会用お試しアカウントを発行いたします。
  • 発行した講習会用お試しアカウントは、講習会から1週間ご自由にお使いいただけます。

 

講習会資料

Intelコンパイラ 最適化オプション
補足資料

2022.07.14

SX-Aurora TSUBASA 高速化技法の基礎

本講習会は6月27日に開催した同名の講習会と基本的に同じ内容です。
 

概要

本講習会では、SQUIDのベクトルノード群に搭載されているSX-Aurora TSUBASA(ベクトルプロセッサ)で動作するプログラムの高速化を目的とし、性能測定や基礎的なチューニング手法を説明します。スーパーコンピュータを1週間自由に使える「無料お試しアカウント」付きです。
 

こんな方におすすめです

  • SX-Aurora TSUBASAのプログラムを高速化したいが、その方法がわからない方
  • Unix の基礎的な知識(エディタが使える等)がある方
  • C, Fortran によるプログラム経験がある方

 

受講に当たってのご注意

  • 新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、本講習会はオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
  • 本講習会で実習は行いませんが、ご希望の方には講習会用お試しアカウントを発行いたします。
  • 発行した講習会用お試しアカウントは、講習会から1週間ご自由にお使いいただけます。

 

参考情報

ベクトルノード利用方法
 

講習会資料

講習会終了後に公開予定です。昨年度の講習会資料はこちらから閲覧可能です。
 

講習会資料

Vector Engine 向け Fortran コンパイラの使い方
Vector Engine 向け C/C++ コンパイラの使い方
演習資料

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