概要
本プログラムは、本センターの利用者を中心に、幅広い学術・産業界のユーザ交流による計算科学分野
でのサード・プレイス的な場の提供を行うものです。
このため、本センターの利用者だけでなく、利用学術機関・利用民間企業に属する方やその他の学術機関、民間企業にて、
・シミュレーション等に興味をお持ちの方
・これまで「興味はあったがスパコンを使ったことがない」方、使い始めた方
・プログラミングに興味がある方(Pythonプログラミング)
であれば参加いただけます。
Pythonチュートリアル(初級編)
本チュートリアルは、本センターの応用情報システム研究部門(伊達教授)の協力を得て、同部門に所属する大学院生によるチュートリアル開発・講師を努めるものです。
院生自身の経験を踏まえ、これからPythonを始めたいと考えておられる方、少しかじったものの諦めてしまい、再挑戦されたい方などを念頭に実施頂くもので、この機会に分からないことを気軽にご質問いただけます。
・ 2日間(隔週)の開催を予定しています。
・全くのPython初心者を対象にプログラミング環境構築(IDE:Google Colaboratory)、IDEの操作からプログラミングの進め方を学び、実践プログラミングの初歩までをハンズオンと聴講枠で募集し開催します。チュートリアルではPythonの知識だけでなく、IT、Web・インターネットなどの関連知識についても説明します。
なお、今年度は初級編に続き、中級編、AI(DL編)も開催予定です。連続した参加をご検討いただければ幸いです。
※備考: IDEは、VSCode、Jupyternotebook についても解説しますが、チュートリアル内では主にGoogle Colaboratoryを使用して進めます。Google Colaboratoryは無料ですが、利用にはGoogleアカウントが必要になります。
Google Colaboratoryについてはこちらをご参照ください。また、これまで使い慣れたPythonをサポートしているIDEで参加いただいても質問していただけます。
プログラム
Day 1
9月2日(月)13:15 - 15:00 |
13:15 - 13:20 |
ご挨拶と趣旨説明
大阪大学 サイバーメディアセンター 応用情報システム研究部門 伊達 進 |
13:20 - 14:45 |
チュートリアル
環境構築とPythonの実行方法、プログラミングの初歩を学習します。
変数、式、条件分岐などを用いて、基本的なデータの扱い方と処理の書き方を学習します。
(講師:大阪大学 サイバーメディアセンター 応用情報システム研究部門 / 大阪大学 大学院情報科学研究科 野口 祥生) |
14:45 - 15:00 |
ラップアップと質問コーナー
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Day 2
9月9日(月)13:15 - 15:00 |
13:15 - 14:45 |
チュートリアル
関数を用いた処理の書き方とライブラリ関数の利用方法について学習します。
ファイルの操作方法を学習することで、データの保存と読み出しを習得することを目標とします。
(講師:大阪大学 サイバーメディアセンター 応用情報システム研究部門 / 大阪大学 大学院情報科学研究科 野口 祥生) |
14:45 - 15:00 |
ラップアップと質問コーナー |
参加に当たってのご注意
本イベントはオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。接続方法については、別途ご連絡いたします。
2024.06.04
概要
本講習会では、SQUIDに導入されているIntelコンパイラの概要、及びIntelコンパイラで利用可能な各種オプションを紹介し、これらを活用したチューニング手法について学びます。スーパーコンピュータを1週間自由に使える「無料お試しアカウント」付きです。
こんな方におすすめです
- OCTOPUSやSQUIDの汎用CPUノードを利用している方
- 自身でプログラムの開発、デバッグを行っている方
- プログラムを高速化したいが、その方法がわからない方
受講に当たってのご注意
- 本講習会はオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
- 本講習会では実習は行いませんが、ご希望の方には講習会用お試しアカウントを発行いたします。
- 発行した講習会用お試しアカウントは、講習会から1週間ご自由にお使いいただけます。
汎用CPUノード高速化技法の基礎
補足資料
2024.06.04
概要
本講習会では、OpenACCによるGPUプログラミングの最適化手法やテクニック、複数GPUでの並列実行方法など、応用的なGPUプログラミングを中心に学びます。
GPUとは
本来はコンピュータの画像や映像の処理を担当する画像処理装置(Graphics Processing Unit)です。CPUと比べて複雑な命令は苦手ですが、単純な演算性能は非常に高いため、画像処理以外も行うGPGPU(General-Purpose GPU)として近年のスーパーコンピュータに搭載されています。GPUで計算を行うには、CUDAやOpenACCによるプログラミングが必要になります。
こんな方におすすめです
受講に当たってのご注意
- 本講習会はオンライン会議ツールを用いたオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
参考情報
GPU利用方法(SQUID)
GPU利用方法(OCTOPUS)
講習会資料
GPUプログラミング実践(OpenACC)
GPUプログラミング実践(OpenACC)_補足資料
2024.06.04
概要
本講習会では、SQUIDに導入されているSingularityを利用したコンテナジョブの投入方法と、コンテナのカスタマイズ方法を説明します。
コンテナとは
ホストOS上で仮想環境を構築する仮想化技術の1種です。SQUIDのように多数のユーザで共用するスーパーコンピュータシステムにおいても、Singularityコンテナ内ではユーザ自身で必要なソフトウェアをインストールすることができ、柔軟な環境構築が可能です。また、Docker Hub などのコンテナ共有サービスでは有志が作成した多数のコンテナが公開されており、それらをダウンロード、カスタマイズして利用することもできます。
こんな方におすすめです
- コンテナ技術に興味のある方
- SQUID上で独自の環境を構築したい方
- 利用予定のソフトウェアやライブラリの組み合わせが複雑な方
受講に当たってのご注意
- 本講習会はオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
- 本講習会では実習を行いませんが、ご希望の方には講習会用お試しアカウントを発行いたします。
- 発行した講習会用お試しアカウントは、講習会から1週間ご自由にお使いいただけます。
参考情報
コンテナ利用方法(SQUID)
講習会資料
コンテナ入門(pdf)
2024.06.04
概要
本講習会では、GPUおよびGPUを用いた計算の特徴や概要を説明し、OpenACCによるGPUプログラミング手法の基礎を学びます。
GPUとは
本来はコンピュータの画像や映像の処理を担当する画像処理装置(Graphics Processing Unit)です。CPUと比べて複雑な命令は苦手ですが、単純な演算性能は非常に高いため、画像処理以外も行うGPGPU(General-Purpose GPU)として近年のスーパーコンピュータに搭載されています。GPUで計算を行うには、CUDAやOpenACCによるプログラミングが必要になります。
こんな方におすすめです
- GPUコンピューティングに興味のある方
- 計算にGPUを利用中、もしくは利用予定のある方
- OpenACCを利用中、もしくは利用予定のある方
受講に当たってのご注意
- 本講習会はオンライン会議ツールを用いたオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
参考情報
GPU利用方法(SQUID)
GPU利用方法(OCTOPUS)
講習会資料
GPUプログラミング入門(OpenACC)
補足資料
2024.06.04
概要
本講習会では、ONIONの基本構成、基本機能について説明し、データの格納・参照手段や活用事例、ニーズに応じた使い方について紹介します。
ONIONとは
ONION(Osaka university Next-generation Infrastructure for Open research and open InnovatioN)とは、SQUIDと連携しているデータ集約基盤です。SQUIDのファイルシステムEXAScaler、WEBストレージサービスONION-file、オブジェクトストレージ ONION-objectで構成されています。
ONIONを活用することで、利用者のみなさまの環境とスーパーコンピュータ間のデータ移動が簡単になります。また、SQUIDやOCTOPUSのアカウントを持っていない海外や企業の共同研究者の方と即座に計算結果を共有する、スマートフォンからデータ操作をするといったことができるなど、様々な利用方法が考えられます。もちろん、研究室の研究データの保存・共有などにもお使いいただけます。
こんな方におすすめです
- SQUID上のファイルをGUIを通して操作したい方
- SQUIDのストレージと他のストレージを連携させたい方
- オブジェクトストレージに興味がある方
受講に当たってのご注意
- 本講習会はオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
参考情報
ONION(システム紹介)
ファイル転送方法(WEBブラウザ)
ファイル転送方法(S3)
講習会資料
ONION活用講習会
2024.06.04
概要
本講習会では、SQUIDのベクトルノード群に搭載されているベクトルプロセッサ(SX-Aurora TSUBASA)で動作するプログラムの高速化を目的とし、性能測定や基礎的なチューニング手法を説明します。スーパーコンピュータを1週間自由に使える「無料お試しアカウント」付きです。
こんな方におすすめです
- SX-Aurora TSUBASAのプログラムを高速化したいが、その方法がわからない方
- Unix の基礎的な知識(エディタが使える等)がある方
- C, Fortran によるプログラム経験がある方
受講に当たってのご注意
- 本講習会はオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
- 本講習会で実習は行いませんが、ご希望の方には講習会用お試しアカウントを発行いたします。
- 発行した講習会用お試しアカウントは、講習会から1週間ご自由にお使いいただけます。
参考情報
ベクトルノード利用方法
講習会資料
Vector Engine 向け Fortran コンパイラの使い方
Vector Engine 向け C/C++ コンパイラの使い方
演習資料
2024.06.04
概要
本講習会ではスーパーコンピュータでの計算に必要となる、ジョブスクリプトの投入による計算機利用(バッチ利用)の概要を説明し、サイバーメディアセンターのシステムを利用するためのジョブの投入方法を学びます。講習会の後半では応用テクニックやコンテナ利用など、高度なジョブの投入方法を紹介します。スーパーコンピュータを1週間自由に使える「無料お試しアカウント」付きです。
以下のような方におすすめです
- Unix の基礎的な知識(エディタが使える等)がある方
- これからスパコンを利用する方、利用方法に興味がある方
- スーパーコンピュータの高度/特殊な使い方を検討している方
受講に当たってのご注意
- 本講習会はオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
- 本講習会では実習は行いませんが、ご希望の方には講習会用お試しアカウントを発行いたします。
- 発行した講習会用お試しアカウントは、講習会から1週間ご自由にお使いいただけます。
講習会資料
スーパーコンピュータバッチシステム入門/応用
2024.06.04
概要
本講習会では並列プログラミング手法として一般的なOpenMP、MPI、ベクトルプロセッサで利用できる自動並列化機能による並列プログラミングの基礎と利用方法を説明します。スーパーコンピュータを1週間自由に使える「無料お試しアカウント」付きです。
OpenMPとは
OpenMPとは、プログラム中に"指示行"と呼ばれる記述を追加することでノード内並列化(共有メモリ並列処理)を行う方法です。指示行の挿入のみで並列化が可能なため、プログラミングの負担が少なく移植性が高いという利点があります。ただしノードを跨いだ並列化は行えないため、大規模な並列化を行うにはMPIと組み合わせてプログラミングを行う必要があります。なお、Fortran 言語と C 言語で記述が少し異なります。
MPIとは
MPIとは、分散メモリ並列処理におけるメッセージパッシング(複数のプロセス間でデータをやり取りするために用いるメッセージ通信操作)の標準規格のことです。ノード間をまたがる並列化が可能となるため、その分大きなメモリ空間が利用可能になります。ただし、ユーザ自身で処理の分割やノード間の通信を指示する必要があるため、プログラミングの負担がやや大きくなります。
こんな方におすすめです
- プログラムを高速化/並列化したいが、その方法がわからない方
- Unix の基礎知識(基本的なコマンドやemacs、viなどのエディタが使える)がある方
- C、Fortran によるプログラム経験がある方
受講に当たってのご注意
本講習会はオンライン会議ツールを用いたオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
参考情報
OpenMP利用方法(SQUID)
MPI利用方法(SQUID)
MPI+OpenMP利用方法(SQUID)
講習会資料
並列プログラミング入門 OpenMP・自動並列
並列プログラミング入門 MPI
ベクトルエンジン向けC/C++コンパイラの使い方
ベクトルエンジン向けFortranコンパイラの使い方
2024.05.13
概要
本講習会ではOpenMPによる一般的な並列プログラミングの基礎とその利用方法を Fortran 言語及び C 言語を用いた実習により説明します。スーパーコンピュータを1週間自由に使える「無料お試しアカウント」付きです。
OpenMPとは
OpenMPとは、プログラム中に"指示行"と呼ばれる記述を追加することでノード内並列化(共有メモリ並列処理)を行う方法です。指示行の挿入のみで並列化が可能なため、プログラミングの負担が少なく移植性が高いという利点があります。ただしノードを跨いだ並列化は行えないため、大規模な並列化を行うにはMPIと組み合わせてプログラミングを行う必要があります。なお、Fortran 言語と C 言語で記述が少し異なります。
こんな方におすすめです
- プログラムを高速化/並列化したいが、その方法がわからない方
- Unix の基礎知識(基本的なコマンドやemacs,viなどのエディタが使える)がある方
- C, Fortran によるプログラム経験がある方
受講に当たってのご注意
- 本講習会はオンライン会議ツールを用いたオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
- 本講習会では実習を行います。こちらを参考にSQUIDへのログインについて事前にご確認ください。
- 発行した講習会用お試しアカウントは、講習会から1週間ご自由にお使いいただけます。
参考情報
OpenMP利用方法(SQUID)
講習会資料
OpenMP入門
2024.05.13
概要
本講習会ではサイバーメディアセンターのスーパーコンピュータの基礎的な知識と、その使い方について学びます。大規模計算機システムを1週間自由に使用できる「無料お試しアカウント」を配布しますので、スーパーコンピュータを使った研究を検討している方に、大変おすすめできる内容となっています。
大学や高等専門学校の教員・学生であれば、誰でも受講は可能となっておりますので、お気軽にご参加いただければと思います。
こんな方におすすめです
- これからスパコンを利用する方
- Unix の基礎的な知識(エディタが使える等)がある方
- スパコンの使い方に興味がある方
プログラム
6月6日(木)
13:30 - 14:00 スパコンの概要とCMCのスパコンの紹介
14:00 - 15:30 スパコンの使い方
受講に当たってのご注意
- 本講習会はオンライン会議ツールを用いたオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
- 本講習会では実習は行いませんが、ご希望の方には講習会用お試しアカウントを発行いたします。
- 発行した講習会用お試しアカウントは、講習会から1週間ご自由にお使いいただけます。
講習会資料
スパコンの概要とCMCのスパコンの紹介
スパコンの使い方
2024.05.13
概要
本説明会は、初めて大阪大学サイバーメディアセンター等の計算センターのスーパーコンピュータの利用を検討されている方向けに一般利用制度(学術機関向け)、産業利用制度、基本的な利用方法をご紹介するものです。
職場や研究室でシミュレーションを実施しているが、計算資源が足りない・もっと大規模/高精度のシミュレーションを実施したい・シミュレーションをもっと高速化したいなどの課題を持たれている方に向けて大阪大学サイバーメディアセンターのスーパーコンピュータの利用を検討、考えてみたい方に向けた利用説明会です。
説明会では、利用申請の流れや利用者が利用できる支援機能、利用できるシステムの概要や簡単な利用方法などについて説明します。
受講に当たってのご注意
- 本説明会はオンライン会議ツールを用いたオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
- 本説明会は、ご利用を検討されている組織向けに個別相談として個別開催が可能です。個別開催のご要望は下記お問い合わせ先までご連絡・お申し込みください。開催は、基本的にオンライン会議ツールを用いた開催となります。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
- 受講に際して資格等は問いません。
プログラム
説明会資料
主旨説明とシステムの概要
利用申請と利用者支援
スパコンの使い方
2024.05.13
概要
本講習会では、並列プログラミングについて、まったくの初心者向けにその手法や考え方の基礎について紹介します。また、大規模な並列計算が可能な大型計算機やコンピュータシステムを扱うのに必要となるUnixについても、まったくの初心者でも困らないように簡単な概観を提示します。こうした並列システム、並列プログラミングについてあまり触れたことはないが興味のある方、その上で学習、研究をしようと考えている方はぜひご参加ください。
以下のような方におすすめです
- 並列計算について興味はあるが、ハードウェアやソフトウェア技術について概要がわからないので、どこから始めたら良いかわからない学生、研究者
- Unixを触ったことがあるが、様子がよくわからず勝手がつかめなかった方
- 慣れていないが、並列計算を用いて学習、研究をしようと考えている方
受講に当たってのご注意
本講習会はオンライン会議ツールを用いたオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
講習会資料
スパコンに通じる並列プログラミングの基礎
2024.04.26
概要
本説明会は、初めて大阪大学サイバーメディアセンター等の計算センターのスーパーコンピュータの利用を検討されている方向けに一般利用制度(学術機関向け)、産業利用制度、基本的な利用方法をご紹介するものです。
職場や研究室でシミュレーションを実施しているが、計算資源が足りない・もっと大規模/高精度のシミュレーションを実施したい・シミュレーションをもっと高速化したいなどの課題を持たれている方に向けて大阪大学サイバーメディアセンターのスーパーコンピュータの利用を検討、考えてみたい方に向けた利用説明会です。
説明会では、利用申請の流れや利用者が利用できる支援機能、利用できるシステムの概要や簡単な利用方法などについて説明します。
受講に当たってのご注意
- 本説明会はオンライン会議ツールを用いたオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
- 本説明会は、ご利用を検討されている組織向けに個別相談として個別開催が可能です。個別開催のご要望は下記お問い合わせ先までご連絡・お申し込みください。開催は、基本的にオンライン会議ツールを用いた開催となります。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
- 受講に際して資格等は問いません。
プログラム
説明会資料
主旨説明とシステムの概要
利用申請と利用者支援
スパコンの使い方
2024.02.07
概要
サイバーメディアセンターが実施している公募型利用制度によって得られた成果を、研究者の皆様に成果報告会という形でご発表いただきます。大規模計算機システムを活用した研究に興味のある方や、今後の公募型利用制度への応募を検討されている方は、是非ご参加ください。
開催日:3月6日(水) 10:30 - 16:30
3月7日(木) 10:30 - 16:35
会 場:オンライン配信
参加費:無料
プログラム
2023年度 公募型利用制度 成果報告会 1日目
日時:2024年3月6日(水)10:30 - 16:30
司会:吉野 元 (大阪大学 サイバーメディアセンター 大規模計算科学研究部門 教授)
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10:30-10:35 |
開会の挨拶 |
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速水 智教 |
大阪大学 サイバーメディアセンター
応用情報システム研究部門 特任助教 |
【人工知能研究支援枠】 |
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10:35-10:55 |
「深層力学系による高効率シミュレーションの開発」 |
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松原 崇 |
大阪大学 基礎工学研究科
准教授 |
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10:55-11:15 |
「深層学習を活用したガラスの構造緩和を決定する特徴量を抽出する技術の開発」 |
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金 鋼 |
大阪大学 基礎工学研究科 物質創成専攻 化学工学領域
准教授 |
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11:15-11:35 |
「酸化物系人工シナプス素子におけるドナー欠陥挙動の第一原理理論解析」 |
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藤平 哲也 |
大阪大学 基礎工学研究科
准教授 |
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11:35-11:55 |
「The Investigation of Self Optimization of Active Sites by Reaction Intermediates during Non-Equilibrium States of CO2 Hydrogenation to Methanol」 |
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Harry Handoko Halim |
大阪大学 工学研究科
博士課程3年 |
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11:55-13:30 |
昼食休憩 |
【大規模HPC支援枠 セッションⅠ】 |
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13:30-13:50 |
「マクロ系の摩擦則の包括的な解明」 |
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岩下 航 |
大阪大学 基礎工学研究科 機能創成専攻 非線形力学領域
博士後期課程
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13:50-14:10 |
「AIを用いたタンパク質間複合体予測から、機能未知遺伝子の機能を推察する」 |
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河口 真一 |
大阪大学 生命機能研究科 生殖生物学研究室
助教 |
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14:10-14:30 |
「粒子法による大規模摩擦焼付きシミュレーション」 |
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杉村 奈都子 |
鹿児島工業高等専門学校 機械工学科
准教授 |
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14:30-14:40 |
休憩 |
【若手・女性研究者支援萌芽枠 セッションⅠ】 |
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14:40-15:00 |
「柔軟エアロシェルを有する大気突入機の流体構造連成解析」 |
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高橋 裕介 |
北海道大学 工学研究院
准教授 |
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15:00-15:20 |
「原子吸着に伴うトポロジカル絶縁体表面に於けるスピン構造転移の研究」 |
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湯川 龍 |
東北大学 国際放射光イノベーション・スマート研究センター
准教授 |
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15:20-15:40 |
「深層拡散生成モデルを用いたヒト脳活動からの動画再構成」 |
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高木 優 |
大阪大学 生命機能研究科
助教 |
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15:40-15:50 |
休憩 |
【世界と伍する学生育成特設枠 セッションⅠ】 |
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15:50-16:00 |
「高分子のトポロジーに由来する特異な動的相関に関する理論・シミュレーション研究」 |
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後藤 頌太 |
大阪大学 基礎工学研究科 物質創成専攻 化学工学領域 松林研究室
博士課程2年
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16:00-16:10 |
「BERTを用いたT細胞受容体の機能解明」 |
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安水 良明 |
大阪大学 免疫学フロンティア研究センター
博士課程3年 |
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16:10-16:20 |
「Multiscale Modeling of Phosphoramidate-based Antibody-drug Conjugates Hydrolysis in Cancer Treatment Case」 |
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Rizka Nur Fadilla |
大阪大学 工学研究科
博士課程2年 |
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16:20-16:30 |
「Theoretical Investigation of Hydrogen Desorption Process in Hydrogen
Boride sheet for Catalytic Application」 |
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ROJAS Kurt Irvin Medina |
大阪大学 工学研究科
博士課程1年 |
※発表は15分、質疑は5分の予定です。
※但し、「世界と伍する学生育成特設枠」での採択者は、発表7分、質疑3分です。
2023年度 公募型利用制度 成果報告会 2日目
日時:2024年3月7日(木)10:30 - 16:35
司会:菊池 誠 (大阪大学 サイバーメディアセンター 大規模計算科学研究部門 教授)
【大規模HPC支援枠 セッションⅡ】 |
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10:30-10:50 |
「クォークが重い領域のQCDにおける臨界点探査」 |
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金谷 和至 |
筑波大学 数理物質系 宇宙史研究センター
特命教授 |
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10:50-11:10 |
「相対論的電子渦流による極超高磁場生成と超コンパクト粒子加速器の理論的研究」 |
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|
村上 匡且 |
大阪大学 レーザー科学研究所
教授 |
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11:10-11:30 |
「Simulating the macroscopic impacts of cosmic ray microphysics in diffuse jet-remnant structures around galaxies」 |
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|
Ellis Richard Owen |
大阪大学 理学研究科
研究員 |
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11:30-11:50 |
「フラグメント分子軌道法による量子生命情報基盤の構築~タンパク質基本フォールドと生体分子動的挙動の解析~」 |
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福澤 薫 |
大阪大学 薬学研究科
教授 |
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11:50-13:30 |
昼食休憩 |
【世界と伍する学生育成特設枠 セッションⅡ】 |
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13:30-13:40 |
「ディープラーニング手法を用いた一細胞エンハンサー検出法の開発」 |
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村上 賢 |
大阪大学 蛋白質研究所 細胞システム研究室
博士課程3年(医学系研究科) |
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13:40-13:50 |
「超臨界翼におけるダブル遷音速ディップ発生メカニズムの解明:移動エントロピー法による流れ場の因果解析」 |
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三宅 冬馬 |
北海道大学 工学院機械宇宙工学専攻 計算流体工学研究室
博士課程1年 |
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13:50-14:00 |
「データ駆動型高分子材料研究における統計的機械学習と分子シミュレーションの融合」 |
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南條 舜 |
総合研究大学院大学 複合科学研究科 統計科学専攻
5年一貫制博士課程4年 |
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14:00-14:10 |
「運動論的レーザー吸収で発生する高速電子特性の解析」 |
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高木 悠司 |
大阪大学 理学研究科 物理学専攻
博士課程3年 |
|
14:10-14:20 |
休憩 |
【若手・女性研究者支援萌芽枠 セッションⅡ】 |
|
14:20-14:40 |
「Exploring the ground and excited states structure of rare-earth-based molecular magnets」 |
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Anas Santria |
大阪大学 理学研究科
助教
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14:40-15:00 |
「データ駆動型キャビテーション乱流モデルの開発とデータ同化を用いた学習データセットの構築に関する研究」 |
|
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岡林 希依 |
大阪大学 工学研究科 機械工学専攻
助教
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15:00-15:20 |
「Uncovering the role of protein-protein interactions on allostery and stability in oligomeric assembly via molecular dynamics simulations」 |
|
|
Tiwari Sandhya Premnath |
大阪大学 蛋白質研究所
准教授
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|
15:20-15:30 |
休憩 |
【大規模HPC支援枠 セッションⅢ】 |
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15:30-15:50 |
「第一原理計算に基づくフォノン非調和物性データベースの構築」 |
|
|
塩見 淳一郎 |
東京大学 工学系研究科
教授
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15:50-16:10 |
「Machine learning study of single-atom platinum supported on graphene nanostructures for oxygen reduction reaction catalysis」 |
|
|
Beatriz Andrea Choi Tan |
大阪大学 工学研究科
博士課程2年
|
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16:10-16:30 |
「Development of Graph Neural Network Interatomic Potential to Investigate Diamond Oxidation, Graphitization, and Wear」 |
|
|
Enriquez John Isaac Guinto |
大阪大学 工学研究科
博士課程3年
|
|
16:30-16:35 |
閉会の挨拶 |
|
|
吉野 元 |
大阪大学 サイバーメディアセンター
大規模計算科学研究部門 教授 |
※発表は15分、質疑は5分の予定です。
※但し、「世界と伍する学生育成特設枠」での採択者は、発表7分、質疑3分です。
2024.01.12
本シンポジウムは終了いたしました。大変多くの方にご出席いただき、大盛況のシンポジウムとなりましたことを心よりお礼申し上げます。
(参加者数:71名)
概要
開催日:2024年3月1日(金) 9:30 - 17:45(受付開始 9:00)
場 所:大阪大学 サイバーメディアセンター本館(吹田キャンパス)
サイバーメディアコモンズ
参加費:無料
主 催:大阪大学 サイバーメディアセンター
協 賛:学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点 (JHPCN)
ねらい
今回のシンポジウムでは、スーパーコンピューティングシステムの産学利用促進に携わる専門家、スーパーコンピューティングを利用されている産業界の研究者の皆様方をお迎えし、本センターの大規模計算機システムの利活用事例、および最新の研究開発動向を踏まえつつ、産業・学術の両視点からスーパーコンピューティングシステムおよびサービスにおける今後の課題と将来を考えていきます。
プログラム
総合司会:間下 以大(大阪大学 サイバーメディアセンター 情報メディア教育研究部門 准教授)
大平 健司(大阪大学 サイバーメディアセンター 全学支援企画部門 准教授)
9:30-9:40 |
開会の挨拶 |
|
降籏 大介 |
大阪大学 サイバーメディアセンター
センター長・教授 |
9:40-10:30 |
基調講演
「産業界に向けたHPCIシステムの利用促進の取組」 |
|
齊藤 哲 |
高度情報科学技術研究機構 神戸センター
産業利用推進部 部長 |
10:30-10:50 |
休憩 |
10:50-11:30 |
「半導体洗浄装置とシミュレーション」 |
|
佐藤 雅伸 |
株式会社SCREENセミコンダクターソリューションズ
洗浄開発統轄部 |
11:30-12:00 |
「mdxIIの背景と期待」 |
|
伊達 進 |
大阪大学 サイバーメディアセンター
応用情報システム研究部門 教授 |
12:00-13:30 |
昼食休憩 |
13:30-14:10 |
招待講演「インテルHPC-AIロードマップ」 |
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矢澤 克巳 |
インテル株式会社 インダストリー事業部
HPC事業開発部 部長
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14:10-14:50 |
「粘着剤と粘着付与剤における分子シミュレーションの活用」 |
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洲上 唯一 |
積水化学工業株式会社 R&Dセンター
先進技術研究所 情報科学推進センター 副主任技術員
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14:50-15:30 |
「大規模情報解析を活用した細菌感染症の病態解明」 |
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山口 雅也 |
大阪大学 大学院歯学研究科
バイオインフォマティクス研究ユニット リーダー/准教授
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15:30-16:15 |
休憩 |
16:15-17:45 |
パネルディスカッション
「学術スーパーコンピューティングシステムの産業利用での課題」 |
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座長 |
山下 晃弘 |
大阪大学 サイバーメディアセンター
応用情報システム研究部門 招へい教授 |
パネリスト |
齊藤 哲 |
高度情報科学技術研究機構 神戸センター
産業利用推進部 部長 |
洲上 唯一 |
積水化学工業株式会社 R&Dセンター
先進技術研究所 情報科学推進センター 副主任技術員 |
曽我 隆 |
大阪大学 サイバーメディアセンター
高性能計算・データ分析融合基盤協働研究所 特任准教授 |
園部 興一 |
大阪大学 歯学部附属病院
オーラルデータサイエンス共同研究部門 招へい教員/
株式会社モリタ製作所 主査 |
高野 了成 |
国立研究開発法人 産業技術総合研究所
副連携研究室長 |
18:00- |
レセプション |
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場所:銀杏クラブ(銀杏会館内) 会費:3000円
▼銀杏会館の場所 吹田キャンパス
吹田キャンパス 銀杏会館アクセスマップ |
講演資料
参考資料
2023.11.09
開催趣旨
概要
KKRグリーン関数法を用いた第一原理電子状態計算プログラム AkaiKKR の講習会を行います。KKRグリーン関数法は、高速、高精度、コンパクト性などの特徴を持つ全電子計算手法です。AkaiKKRはこれにコヒーレントポテンシャル近似(CPA)を組み込んでいます。そのため、通常の規則結晶だけでなく、不純物系や不規則置換合金、混晶といった不規則系を取り扱う事ができます。この手法では系のグリーン関数を直接計算するので、線形応答理論や多体問題などへの応用にも向いています。 今回の講習会では、AkaiKKRを用いた電子状態計算にご興味のある方を対象に、AkaiKKRの概要と基本的な使い方を、大阪大学サイバーメディアセンターの高性能計算・データ分析基盤システム SQUID を利用して、実際にAkaiKKRに触れていただきながら講習を行います。特に、初めてAkaiKKRを実行する民間企業の研究・技術者、実験研究者、大学院生のご参加を歓迎いたします。
以下のような方におすすめです
- HPCIのユーザの方、HPCIを利用する予定がある、または利用を検討している方
- SQUIDのユーザの方、SQUIDを利用する予定がある、または利用を検討している方
受講に当たってのご注意
- SQUIDへのSSH接続
事前に接続の可否をご確認ください。
*SSH接続が出来ない場合には、SQUIDでの実習が行えません。
- web会議システムZoom
Zoomアプリを用いた接続をお願いします。事前に接続の可否をご確認ください。
- Linuxの基本的なコマンドの使い方
ハンズオンでは、Linuxを使用します。基本的なコマンドの使い方(cat、ls、cd、pwd、cp、tar)を事前にご確認ください。
*Linux初心者向けの簡単な資料も用意しています。受講される方には、他の資料と同様に配布いたします。
- テキストエディタ(viまたはEmacs)の使い方
ハンズオンでは、簡単にテキストファイルの編集を行っていただきます。テキストエディタとして、viあるいはEmacsを使用していただきますので、基本的な使い方を事前にご確認ください。
参加申し込み
プログラム
10:00-12:30 |
AkaiKKRの概要の説明 |
12:30-13:30 |
<ランチタイム> |
13:30-14:00 |
SQUIDへのログイン、演習環境設定 |
14:00-15:15 |
実習1 |
15:15-15:45 |
<休憩> |
15:45-17:00 |
実習2 |
講習会資料
本講習会で使用するテキストは、当日に配布いたします。
お問い合わせ
hpci-workshop[-at-]hpci-office.jpまでお問い合わせください。
([-at-]は@にしてください)
2023.11.07
概要
本プログラムは、本センターの利用者を中心に、幅広い学術・産業界のユーザ交流による計算科学分野でのサード・プレイス的な場の提供を行うものです。このため、本センターの利用者だけでなく、利用学術機関・利用民間企業に属する方やその他の学術機関、民間企業にて、
・シミュレーション等に興味をお持ちの方
・これまで「興味はあったがスパコンを使ったことがない」方、使い始めた方
・プログラミングに興味がある方(Pythonプログラミング)
であれば参加いただけます。
Pythonチュートリアル(中級編)
- 本チュートリアルは、本センターの応用情報システム研究部門(伊達教授)の協力を得て、同部門に所属する大学院生によるチュートリアル開発・講師を努めるものです。院生自身の経験を踏まえ、これからPythonを始めたいと考えておられる方、少しかじったものの諦めてしまい、再挑戦されたい方などを念頭に実施頂くもので、この機会に分からないことを気軽にご質問いただけます。
※備考:セミナー内でプログラミング環境として使用するIDEは、主にGoogle Colaboratoryを使用して進めます。Google Colaboratoryは無料ですが、利用にはGoogleアカウントが必要になります。Google Colaboratoryについてはこちらをご参照ください。また、これまで使い慣れたPythonをサポートしているIDEで参加いただいても質問していただけます。
プログラム
Pythonチュートリアル(中級編)は、毎週1日(月曜日)、3週間に渡って計3回開催します。
Day1 : Pythonライブラリ
11月27日(月)10:00 - 12:00 |
10:00 - 10:15
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ご挨拶と趣旨説明
大阪大学 サイバーメディアセンター 応用情報システム研究部門 教授 伊達 進 |
10:15 - 11:45 |
チュートリアル:Pythonライブラリ
数値計算、データの可視化、Webスクレイピング等を通じて、Pythonライブラリの使い方を学びます。
(講師:大阪大学 サイバーメディアセンター 応用情報システム研究部門 / 大阪大学 大学院情報科学研究科 高嶋 和貴) |
11:45 - 12:00 |
ラップアップと質問コーナー
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Day2 : Pandasによるデータ操作
12月4日(月)10:00 - 12:00 |
10:00 - 11:45 |
チュートリアル:Pandasによるデータ操作
Pandas(データ分析のためのPythonライブラリ)を用いたデータ分析処理で行うプログラミングを学習します。効率的にデータ分析を行うために必要である、基礎的なプログラミング知識の習得を目標とします。
(講師:大阪大学 サイバーメディアセンター 応用情報システム研究部門 / 大阪大学 大学院情報科学研究科 高嶋 和貴)
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11:45 - 12:00 |
ラップアップと質問コーナー |
Day3 : AIプログラミング初歩
12月11日(月)10:00 - 12:00 |
10:00 - 11:45 |
チュートリアル:AIプログラミング初歩
簡単な分類問題を題材として、scikit-learnを使用したAIプログラミングを学習します。AIを始めていくために必要である、基礎的なプログラミング知識の習得を目標とします。
(講師:大阪大学 サイバーメディアセンター 応用情報システム研究部門 / 大阪大学 大学院情報科学研究科 高嶋 和貴)
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11:45 - 12:00 |
ラップアップと質問コーナー |
参加に当たってのご注意
本イベントはオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。接続方法については、別途連絡いたします。
2023.08.28
概要
本プログラムは、本センターの利用者を中心に、幅広い学術・産業界のユーザ交流による計算科学分野でのサード・プレイス的な場の提供を行うものです。このため、本センターの利用者だけでなく、利用学術機関・利用民間企業に属する方やその他の学術機関、民間企業にて、
・シミュレーション等に興味をお持ちの方
・これまで「興味はあったがスパコンを使ったことがない」方、使い始めた方
・プログラミングに興味がある方(Pythonプログラミング)
であれば参加いただけます。
Pythonチュートリアル(初級編)
- 本チュートリアルは、本センターの応用情報システム研究部門(伊達教授)の協力を得て、同部門に所属する大学院生によるチュートリアル開発・講師を努めるものです。院生自身の経験を踏まえ、これからPythonを始めたいと考えておられる方、少しかじったものの諦めてしまい、再挑戦されたい方などを念頭に実施頂くもので、この機会に分からないことを気軽にご質問いただけます。
- 2日間(隔週)の開催を予定しています。
- 全くのPython初心者を対象にプログラミング環境構築(IDE:Google Colaborator)、IDEの操作からプログラミングの進め方を学び、実践プログラミングの初歩までをハンズオンと聴講枠で募集し開催します。チュートリアルではPythonの知識だけでなく、IT、Web・インターネットなどの関連知識についても説明します。
※備考:IDEは、VSCode、Jupyternotebook についても解説しますが、チュートリアル内では主にGoogle Colaboratoryを使用して進めます。Google Colaboratoryは無料ですが、利用にはGoogleアカウントが必要になります。Google Colaboratoryについてはこちらをご参照ください。また、これまで使い慣れたPythonをサポートしているIDEで参加いただいても質問していただけます。
プログラム
Day 1
10月27日(金)13:15 - 15:00 |
13:15 - 13:20 |
ご挨拶と趣旨説明
大阪大学 サイバーメディアセンター 応用情報システム研究部門 伊達 進 |
13:20 - 14:45 |
チュートリアル
環境構築とPythonの実行方法、プログラミングの初歩を学習します。変数、式、条件分岐などを用いて、基本的なデータの扱い方と処理の書き方を学習します。
(講師:大阪大学 サイバーメディアセンター 応用情報システム研究部門 / 大阪大学 大学院情報科学研究科 高嶋 和貴) |
14:45 - 15:00 |
ラップアップと質問コーナー
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Day 2
11月2日(木)13:15 - 15:00 |
13:15 - 14:45 |
チュートリアル
関数を用いた処理の書き方とライブラリ関数の利用方法について学習します。
ファイルの操作方法を学習することで、データの保存と読み出しを習得することを目標とします。
(講師:大阪大学 サイバーメディアセンター 応用情報システム研究部門 / 大阪大学 大学院情報科学研究科 高嶋 和貴) |
14:45 - 15:00 |
ラップアップと質問コーナー |
参加に当たってのご注意
本イベントはオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。接続方法については、別途ご連絡いたします。
2023.08.28
概要
本講習会では、OpenACCによるGPUプログラミングの最適化手法やテクニック、複数GPUでの並列実行方法など、応用的なGPUプログラミングを中心に学びます。
GPUとは
本来はコンピュータの画像や映像の処理を担当する画像処理装置(Graphics Processing Unit)です。CPUと比べて複雑な命令は苦手ですが、単純な演算性能は非常に高いため、画像処理以外も行うGPGPU(General-Purpose GPU)として近年のスーパーコンピュータに搭載されています。GPUで計算を行うには、CUDAやOpenACCによるプログラミングが必要になります。
こんな方におすすめです
受講に当たってのご注意
- 本講習会はオンライン会議ツールを用いたオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
参考情報
GPU利用方法(SQUID)
GPU利用方法(OCTOPUS)
2023.08.28
本説明会は、5月11日、6月9日、8月30日に開催した同名の説明会と同じ内容です。
概要
本説明会は、初めて大阪大学サイバーメディアセンター等の計算センターのスーパーコンピュータの利用を検討されている方向けに一般利用制度(学術機関向け)、産業利用制度、基本的な利用方法をご紹介するものです。
職場や研究室でシミュレーションを実施しているが、計算資源が足りない・もっと大規模/高精度のシミュレーションを実施したい・シミュレーションをもっと高速化したいなどの課題を持たれている方に向けて大阪大学サイバーメディアセンターのスーパーコンピュータの利用を検討、考えてみたい方に向けた利用説明会です。
説明会では、利用申請の流れや利用者が利用できる支援機能、利用できるシステムの概要や簡単な利用方法などについて説明します。
受講に当たってのご注意
- 本説明会はオンライン会議ツールを用いたオンライン配信形式で行います。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
- 本説明会は、ご利用を検討されている組織向けに個別相談として個別開催が可能です。個別開催のご要望は下記お問い合わせ先までご連絡・お申し込みください。開催は、基本的にオンライン会議ツールを用いた開催となります。ネットワークに接続可能な環境をご用意ください。
- 受講に際して資格等は問いません。
プログラム
問い合わせ先
説明会資料
主旨説明とシステムの概要
利用申請と利用者支援
スパコンの使い方
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